定吉七番シリーズ
東郷隆
角川文庫、講談社文庫(現在では電子出版でしか入手できない)
大阪商工会議所の秘密情報部員=殺人許可証を持つ丁稚定吉七番をがNATTOと戦う「定吉七は丁稚の番号」「ロッポンギから愛をこめて」「角のロワイヤル」までは以前読んでいたが、まだ続いていた「ゴールドういろう」「太閤殿下の定吉七番」このあと「ネバー・セイ・ネバーおいでやす」が雑誌連載中に中断、自粛。某宗教団体を敵方としたためらしい。
1と5は短編2ずつ「定吉七は丁稚の番号」「オクトパシー・タコ焼き娘」「太閤殿下の定吉七番」「真昼の温泉」
どれも題名から分かる007シリーズのパロディ、パスティーシュ。ただし」「オクトパシー」は読んだが内容は忘れたし「角のロワイヤル」「太閤殿下の定吉七番」はだいぶ違っているようだ。「真昼の温泉」はなぜか「真昼の決闘」になっている。
今回、全部を立続けに読んだが一番は「ゴールドういろう」だと思う。ゲーム化したときに「定吉七番」をゲーム会社に商標登録されたため、続編は不可能だとか。図書館から