星降り山荘の殺人
倉知淳
講談社文庫
ユーモアのある短編だけかと思っていたが、本格長編も立派。吹雪と雪崩で孤立したコテージ群、携帯電話もないって良いですね。触発されたという都筑先生の「七十五羽の烏」のように章題の代りに「探偵役が真犯人を指摘する」などと書いてある。もう一冊触発された「宙ノ名前」林完次は未読。図書館から