天下御免の極落語 平成の爆笑王による”ガーコン”的自叙伝
川柳川柳
彩流社
前半は自叙伝、後半は自作の破礼話。とはいえ出版できるんだからたいしたことは無い。
で自叙伝ではやはり、落語協会分裂騒動、さすがに時間が経っってしまったし、川柳師匠も度量の広い人なのだろうが、わりと軽く書いてある。もっともその当時は酒を飲んでは血を吐いていたそうだ。騒動の原因として「円生は真打をゴール、小さんはスタートと考えていた」。円生は「小さんを会長としたのは、小さんがその恩を感じて、何事も自分に相談して私の指示に従うだろう」と考えていたようだ。
円生の円は旧字。図書館から