ピュア・ダイナマイト ダイナマイト・キッド自伝
エンターブレイン
以前検索した時は見つからなかったが、今回見つかった。とは言え新しく購入されたものでないことは、痛み方から明らか。
衝撃的な内容であり、図書館から借りた本では初めて二回読んだ。
まさにプロレス界の英雄の一人ダイナマイト・キッドの体がボロボロで、首に数本金属が入っているので全日を引退するというところまでは見ていたが、その後、金のため、数回来日していたとは、さらに車椅子生活になっていたとは。NYで肉襦袢みたいな身体になったとき、噂されていたステロイドのためだけではなく、やはりフライング・ヘッドバットの痛み止めで副腎皮質ホルモンを毎日注射していた、また人用のステロイドが無くて馬用を注射して死にかかるなどメチャメチャ。
デイビーボーイと仲が悪かったとか、ハクソー・ドゥーガンの評価が高い、10点満点の6点(たいていのレスラーは0点)とか、少年クリス・ベノワが出てきたりとか内容は豊富なのだが。ゴーストライターを使わなかったのか、話の順序選択が悪く、和訳もひどい(法王はジョン・ポールではなくヨハネ・パウロと訳さないと)