1976年のアントニオ猪木
柳沢健
文芸春秋
パク・ソンナン戦、アクラム・ペールワン戦、WWWFでのアリなどの詳細は初めて読んだが、試合経過などほとんど分からない。せっかく調査に行ったのにもったいないと思う。ロビンソン戦、ルスカ戦、アリ戦と今まで読んできたものとは確かに内容が異なるが、どちらがより真実に近いかは分からない。今後(猪木のインタヴューなど)増補版が文庫で出るだろうから、それを読んでから判断したい。現在ロビンソン戦のBHS(廉価版)、「20年目の検証 猪木アリ戦の真実」(古本で200~300円だったと思う)を所有している。図書館から借り出し
猪木がアリがその後に馬場と試合をすることを警戒したというのは確かにありそうな話だ。ロビンソン、大木と折角の好試合を時間だけは短い凡試合でお茶を濁されたのだから。