条理なき戦い
飯干晃一
角川文庫
「仁義なき戦い」の題名パクリかと著者を見たらなんと本人。ちょっといやな題名にもかかわらず、内容は山□組対一○会の抗争。ダンプで拳銃を乱射しながら警官隊のバリケードを突破しようとするは、飛行機のトイレで手榴弾を誤爆?するは。
要するに山□三代目の後継者の若頭が病死して、三代目未亡人の指示で竹中正久が四代目になり、未亡人とはそりが合わないが若頭になりかけた山本広が古参の組員を率いて一○会を作り、武闘派の四代目を先制攻撃で暗殺したことに始まり、あとはほとんど山□組の一方的な攻撃と言うことのようです。最後に大きくなりすぎた山□組も滅びる運命にあることは確実ですと書いてあります。
これは当分映画化は無理だろうな。100円