地球内部からの円盤
ブリンスリー・ルポア・トレンチ
角川文庫 
「超自然の謎シリーズ」のひとつ。いきなり写真「ピリ・レイスの地図」…モノクロなので海と大陸の区別も難しい。「1968/11/23ESSA-7による北極の穴」…たしか「と本」に北極回りを一周撮影して合成したためカメラ本体の影が真ん中に存在と書いてあったと記憶。次の写真は別角度穴だそうだが、雲の模様にしか見えない。あと二枚UFOの写真だが光っているだけ。
本文もすごい。アトランティスが沈んで地下道などに子孫が残っている、ギリシャ神話の巨人を合成したのはキリスト教の悪魔=狂った医学者。北極を探検したナンセンは北に行くほど暖かくなった…その前一年以上方角を失っていたって書いてあるのに、他々
地球空洞説を照明するための論拠は小説でも「事実に立脚して書かれたもの」ならOK、引用するのにも言葉を挿入したりする。で行き着く先は「おそらくユリ・ゲラーは、今やこの惑星上に出現しつつあるテイアール・ド・シャルダンが言う『超人ウルトラ・ヒューマン』の一つの例であろう」100円