2010年08月の記事


募金
今年も24時間テレビの時期ですな。

私も一回目から毎年募金してるので、今年で33年目かな。

特に募金とか大げさな事ではなくて、普段から財布に残った小銭とかをぼちぼち貯めておいて、それが他で役に立つなら用立ててくださいってだけなので、毎年金額にしたら少ないのですけどね。

今年も早朝に大阪のOBPの読売テレビまで持って行って来たよ。

ボランティアの方々も暑い中を御苦労様ですけど、がんばってくださいね。
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トモダチコレクション
DS用のソフトで、Miiと言う自分や知り合いなどのキャラを作って、マンションの各部屋で生活していくゲーム。

じわじわ人気が出て売れてきて、今では大ヒットソフトになってるね。

私もはじめは面倒そうでやる気もなくて、ソフトも人にあげたのだけど、最近になって知り合いから面白いからといただいて、やり始めてみたら面白くてはまってしまった。

自分の分身のキャラはあまり煮てないのだけど、友達とか有名人で作ったキャラは割と似ていて、それらが喧嘩したり仲良くなったり、恋愛したり別れたり、いろいろと相談されるのを解決していくんだね。

服を買ったりご飯を食べさせたり少し面倒だけで、自分や知り合いのキャラとかだけに気持ちが入ってしまうよ。

ただ、恋愛に年齢はあまり関係ないみたいで親子ほど年が違うのに恋愛されたりするのはちょっと困るけどね。

やってみると、ほんとうによくしゃるし、歌も唄うし、なかなか面白いソフトだよ。
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ぎゃっ
毎日、毎日、凄い暑さで通勤もぐったりだよ。

熱中症でも多くの人が倒れたり亡くなられる方も出てるからね、ほんとうにしんどいよ。

朝はまだましなのだけど、帰りとか暑くて電車やバスを待ってて、気分が悪くなったり眩暈がしたりしてしまう。

それで、何か対策をと考えて冷却スプレーを買って、通勤のバックの中に入れておいた。

それで、今日も暑さで駅でふらふらするので、こう言う時にと買っておいた冷却スプレーを顔と首にスプレーしたのだが・・・

「ギャァ~~~」

冷却スプレーには筋肉痛などを冷やす時に使うようなスゥーと沁みる成分が入ってて、それが顔の傷とかに沁みて痛いぃぃぃ

しかも火照ってくるし逆効果・・・

顔は痛いし火照るし、顔を洗いたくても駅のホームだし・・・散々な目に合ってしまったよ。

直接スプレーするのじゃなくタオルとかにスプレーして冷やすのが本来の使い方みたいだね。

相変わらずのアホで、酷い目にあってしまったよぅ。
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納涼 茂山狂言祭2010
今年も、私が毎年楽しみにしている恒例の「納涼茂山狂言祭2010」を大阪の大槻能楽堂まで見に行ってきた。

狂言の茂山家と言えば京都の大蔵流の狂言で、人間国宝の茂山千作を頂点に、茂山千五郎家を中心とした人気の狂言家である。

いつも人気が高くてチケットも取りにくいのだけれど、特に夏に東京と大阪で行われる納涼茂山狂言祭は、リクエスト狂言とも言われて事前に行われたアンケートなどで狂言の曲目や演者が決められてるので人気が高く、ファンご好みの曲目や演者を見られると言うものだ。

今回の私が見に行った会は、昼の部で「蚊相撲」「月見座頭」「六地蔵」の三つである。

ところが、行ってみると演目の順番の変更と出演者の変更が書いてあった。

始めの予定では、「お話:茂山千三郎」「蚊相撲」「月見座頭」「六地蔵」となっていた。

それが「六地蔵」「お詫びとお話:茂山千之丞」「月見座頭」「蚊相撲」となり、蚊相撲の太郎冠者が茂山逸平さんから茂山茂さんへ、そして後見が島田洋海さんから井口竜也さんへと変更になっていたのである。

これは、後の茂山千之丞さんのお詫びとお話で詳しく説明されたのだが、簡単に言うとスケジュールの勘違いからダブルブッキングのようになってしまったのだそうだ。

この日は午後の部と夜の部があって、他に加古川で薪能の予定が入ったので、午前の部で空いた人を入れたそうであるが、本来は夜に行う薪能が午後のほぼ同じ時間に行われる事になっていたのである。

薪能と聞いて夜だと思い込んで、確認を怠ったのが原因で、それで何とか演目の順番や出演者を変えてやりくりしたそうであるが、茂山宗彦さんがNHKのドラマ等で人気で、どちらの出演者からも外せなくなり、それで納涼狂言祭の一番目に宗彦さんの出る六地蔵を持ってきて、終わり次第タクシーで薪能の方へ駆けつけることになったようだ。

また、その関係でお話を予定してた茂山千三郎さんが薪能の方へ出演する事になり、代わりに茂山千乃丞さんがお詫びとお話をする事になったのである。

そういうことで、本来なら始めにお話しがあってから狂言に入るのが筋なのであるが、六地蔵を始めに終わらせてからお詫びとお話と言う異例の形になってしまったようである。

茂山千三郎さんが大好きで、お話を楽しみにしてたので聞けなくなったのは残念であるが仕方ないよね。




○六地蔵

田舎者:茂山童司
すっぱ:茂山宗彦・増田浩紀・山下守之
後見:茂山茂・鈴木実


田舎者が辻堂に安置する六地蔵を仏師にたのもうと都にやってくる。

都についたものの仏師の居所がわからずに困っているところへ、すっぱ(詐欺師)が声をかけて来た。

すっぱは事情を聞くと田舎者を騙そうと思い、自分こそが仏師だと騙り、翌日までに六地蔵を作ってやろうと請け負った。

すっぱは、仲間の二人を誘って六地蔵に化けて田舎者を騙そうとするのであった。

翌日になり、田舎者が六地蔵を受け取りに行くと、因幡堂の後堂と脇堂に三体ずつ置いてあるという。

それで田舎者が六地蔵を見に行くと・・・・



狂言で、人が仏像やお地蔵様になりすます曲はいくつかあるが、これは六体の地蔵を三人でなりすますのだから、はじめから無茶なのだが、そこを面白くごまかそうとするのが面白いね。

地蔵を見に行くたびにポーズが変わってしまっていて、それをごまかそうとしてるのが何とも面白いドタバタの狂言で爆笑しながら見ていたよ。



○お詫びとお話 茂山千乃丞

今回の演目の順番変更と出演者変更の説明とお詫び、それから本日の演目の解説。



○月見座頭

座頭:茂山千五郎
上京の男:茂山七五三
後見:井口竜也


中秋の名月の夜。

下京の座頭(盲人)が河原に月見に出ると、そこへ上京の男も月見にやってきた。

男は座頭が月見とは風流だと話しかけ、二人で和歌を披露したり酒を酌み交わしたりして親しくなる。

酒宴を楽しんで、やがて二人は別れてそれぞれ帰っていくが、上京の男はふと気が変わり、別の男のふりをして座頭に突き当たると声を荒げて喧嘩をしかけて座頭を突き倒して去っていった。

座頭は相手が同じ男だとは気が付かずに、世の中にはいろいろな人がいると盲目の身や世のせつなさを嘆くのだった。



この狂言は、盲人を扱った作品であり、前半の座頭と男が親しく和やかな様子から、後半は一転して男が別人の振りをして座頭をいたぶる所など、人間の善悪の怖さや残酷さも現している狂言である。

茂山千五郎さんと茂山七五三のベテラン兄弟による熱演で良かったよ。




○蚊相撲

大名:茂山千之丞
太郎冠者:茂山茂
蚊の精:茂山あきら
後見:井口竜也

大名は、相撲取りを召抱えようと思い、太郎冠者に探して来るように命じた。

太郎冠者は街道に出て適当なものが来ないか待っているところへ、江州守山の蚊の精が人間の血を吸おうとやってくる。

蚊の精は、自分は相撲取りだと太郎冠者に偽り、その正体を知らない太郎冠者は相撲取りだと思って連れて帰った。

大名は喜んでさっそく相撲取りの腕前を見るために自ら相手をするが、蚊の精が大名を刺して血を吸ったので眩暈をおこして倒れそうになってしまう。

不審に思った大名が太郎冠者に相撲取りの出身地を確かめると江州守山の蚊の産地なので、相手が蚊の精だと気が付くのであった。

そこで、蚊の精をこらしめようと大名は太郎冠者と相談して、もう一番取り組むことになるが・・・



この狂言は、蚊の精と相撲とる所が見せ場であるが、蚊の精は「うそふき」と言う面をつけて、細長い口ばしのような物をつけるのが、それらしく見えたりする。

茂山あきらさんの演じる蚊の精も可笑しくて、ほのぼの楽しい狂言である。



夏の納涼茂山狂言祭は、これまでにも火災で電車が止まったりとかいろいろとトラブルがあったりして油断がならなかったりするのだが、今年も大きなトラブルをやってくれましたね。

今回は楽しみにしていた茂山千三郎さんを見れなかったのは残念であるが、それでも充分楽しめたよ。

もう何年目になるのかな、また、来年も見に行きたいな。
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小暮写眞館
宮部みゆきさんの「小暮写眞館」を読了した。

宮部さんと言えば犯罪物とかサスペンンス、それにSFやファンタジーに時代物まで幅広いジャンルの作品を書いてられて、しかも外れなしと言うかどの作品も面白くて私も大ファンである。

今回の小暮写眞館はホラーや犯罪ではなく、小暮写眞館と言う空き家に越してきた花菱家を中心とした物語である。

花菱英一は父の秀夫、母の京子、それに弟の光の四人家族で暮らす高校生で、寂れた商店街にある小暮写眞館の土地を建物付きで買って、普通なら老朽化した建物は壊して立て替える所を、父がこのまま住もうと決めたので、そのままの写眞館に住む事になった。

そのために、写眞館を続けてると思われたりし誤解を受けることもあり、ある日に見知らぬ女子高生から、フリーマーケットで買ったルーズリーフの中に、前にこの写眞館で焼いたと思われる写真がまぎれており、しかも写真には変なものが写ってるとクレームを受けて、英一は調べて持ち主に返すはめになってしまった。

しかも、小暮写眞館には亡くなった小暮写眞館の主だった老人の霊が出るとの噂まであったのである。

こうして、花菱英一こと花ちゃんは高校生活とともに、写真にまつわる出来事に巻き込まれてしまうのであった。



この作品は一応は不思議な写真にまつわる出来事を調べる事になってしまう英一を中心に、様々な人たちとの出会いや思いに関わっていく物語で、特に犯罪やサスペンスと言うわけではないが、面白くてどんどん読み進めてしまった。

また宮部さんの作品らしく、登場人物がみんな優しくて心が温まる物語である。

何かのインタビューで、宮部さんはこれまでの作品で登場人物や周囲の人を不幸にしたり亡くなったりした物語を書いたので、そういうのではない日常の物語を書きたかったそうである、その辺りが宮部さんの優しさで、どの作品も優しさを感じてしまうのだろうなぁ。

700ページを越えるボリュームのある作品であったが、面白くてどんどん読んで行き、そして切ない物語であった。

やはり宮部みゆきさんは良いよなぁ。
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ぽくらの昆虫&どうぶつ教室
今年も、大阪のOBPで開催されている「ぼくらの昆虫&どうぶつ教室」に行って来たよ。

これは、毎年夏休みに開かれているイベントで、昆虫や動物などの生き物を身近に見たり触れ合えたりするもので、私も楽しみにしているのだ。

昆虫や動物、他にも、いろいろな生き物がいて面白かったよ。

う~ん、でも今年は去年までに比べて規模が小さくなったと言うか少し物足りない感じかな。
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京都タワー
昨日からお盆休みに入ったので、昨日は京都の実家に帰っていた。

朝から電車で京都駅に行って、実家に行く前に京都駅周辺をうろうろしていた。

京都駅と言えば、前にそびえるのが京都タワー。

京都タワーを作る時には京都の景観を壊すと、揉めたんだけどね、形をロウソクに似せて作ったと聞いたね、本当は灯台に似せたらしいけどね。

学生の頃とか、よく京都タワーに遊びに行って、っと言っても展望台はお金が要るのでビルの中とかでよく遊んだよ。

今でも一階のお土産屋さんとかはよく買い物したりするんだけど、なかなか展望台には行かないね。

それで、暇だし、思い切って展望台に上がる事にしたけど、料金が770円って高いよなぁ。

エレベーターに乗って、まずはビルの11階まで上がり、そこからロウソクのようなタワ-のエレベーターに乗り換えて展望台まで上がる。

展望台では、定番のコインで見れる望遠鏡が並んでいて、地上100メートルの360°の展望が楽しめる。

御所方面とか東山方面、それに実家のある東寺方面とか見て楽しんだら、後は降りていく。

根元の展望台部分では、京都タワーのシンボルキャラの「たわわちゃん」が置いてある。

今で言うユルキャラなんだろうけど微妙だなぁ。

たわわちゃん

女の子

性格:おっとりした性格

チャームポイント:色白・スマート

趣味:京の街をながめること

好きな言葉:まごころ

好きなタイプ:背の高い人

あこがれ:舞妓さん

特技:琴

好きな歌:まるたけえびす・・・


と言う事らしい、割と良く考えてるね。

タワーを出ると、京都駅の八条口に最近出来たイオンモール京都を見に行って来た。

広くてゆったりした雰囲気かな、あまり気になるお店はなかったけれど、別館のKaede館の本屋さんとかテレビキャラクターショップは面白かったよ。

そこからアバンティにも寄って、お昼を食べたけど、アバンティにあったソフマップが無くなってイオンモールの方に移ってたのには驚いたよ。

それから買い物とか少しして、実家にも帰って行った。

それで、実家には一泊して今日の早朝に戻ってきたのだけど、台風の影響で一番雨が強い時に帰ることになり、駅までタクシーで行ったけど、タクシーを待つ間にずぶ濡れになった。

京阪電車で帰る時にも雨やカミナリで一時電車が止まって様子見になったほどだったよ。

それでも、一泊だったけど実家への帰省も済ませたし、後のお休みはのんびり静養して過ごしたいよ。
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橋本遊郭
先週は八幡の流れ橋に行ったのだが、その時に乗ったタクシーの運転手さんが話し好きの方で八幡方面の名所をあれこれ話してくださり、その時にすごく勧められたのが橋本の遊郭跡の建物であった。

橋本は、八幡の一つ大阪よりも駅で、かつては遊郭で賑わった町だと言う。

私も話には聞いていたが見に行った事はなかったので、せっかくの勧めもありついでに見に行っていたのである。

橋本は、京都府の南部で、淀川の東岸に沿い、すぐ南を大阪府枚方市に接する位置にあり、先に書いたように八幡の隣でもあり、岩清水八幡宮にも近い位置にある事になる。

また、京都と大坂を結んだ京街道が通り、宿駅に指定されていたと言う。

淀川を挟んだ対岸の、西国街道の山崎との間には渡しが往来し、その川港ともなっていたそうだ。

そして男山の北麓にある石清水八幡宮の最寄の港としても賑わい、多くの人々が往来していたと言う。

その橋本の町には遊郭がもうけられて、江戸期から明治にかけて大繁栄したそうである。

幕末には陣屋も設けられていたと言うが、鉄道開設後は川運が廃れて、町は徐々に衰微していった。

それでも、橋本の遊郭は華やかに存続していたそうであるが、戦後に売春防止法が施工されると遊郭も営業を止めるしかなかった。

京阪電鉄の橋本駅の西側がかつての橋本の町だそうだ。

そこには独特の雰囲気を持つ、格子をはめた家屋が並んでいる、かつての遊郭だった家々である。

遊郭だった家々は二階建の木造建築の大きな建物で、或る家は二階に木製の手摺のついたバルコニー調のものを設け、また軒下に手の込んだ彫刻があるもの、また細い格子がはめ込んである家もある。

銅板葺きの軒を有しているもの家もあった、おそらく遊郭独特の建築なのだろうなぁ。

遊郭としては止めてしまったが、その建物は建て方が頑丈でしかも意匠にすぐれており、国道は町を外れて新たに作られたため、この花街の建物はは温存される事になり現在でも民家などとして使用されているようだ。

特別の保存もされずに原型を多く留めているということは、大都市近郊地区にあって極めて稀少性があると言う。

この家並みを歩いてみると、やはり独特の雰囲気を感じてしまう。

かつての遊郭は、貧しい家庭の娘や事情のある女性が多く勤めていたからか、そこに哀しみの思いを感じてしまうのかも知れない。

現在は、かろうじて残されている、この遊郭の町並みも、今後の時代の流れの中で徐々に消えていく事になってしまうのだろうなぁ。
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