2010年06月の記事


夏越の祓え
6月になり蒸し暑い日が続いているが、毎年6月晦日が近づくと各神社には茅萱(ちがや)の大きな輪が作られる。

これは夏越えの祓えと呼ばれ、1月から6月までの半年に積もった穢れや災いを祓い、暑い夏に向けて心身を清らかにして乗り切ろうと言う知恵なのだ。

この祀りは、奈良時代皇室が百官を集めて行ったのが始まりといわれ、これから後、夏を無事に過ごす願いをこめる祭りとして人々に親しまれてきたと言われている。

日本最古の宗教儀式の一つでもあるこの行事は、紙の人形(ひとがた)に自分の名前や年齢を書き自身の身代わりとして神殿に納めたり、川に流したりして災いや穢れを祓う物で、また、茅萱(ちがや)で大きな「茅の輪」を作って安置し、これをくぐると厄除・悪疫退散になると伝えられもので、京都では多くの神社でこの神事が行われている。

茅の輪をくぐり、紙の人型で身をぬぐって川に流す清めの儀式で、京都では上賀茂神社、貴船神社、北野天満宮、市比売神社などが有名だ。

この茅の輪をくぐる時にも少し作法があって神社や地域によって少し違いもあるが、「水無月の夏越の祓えする人は、千歳の命延ぶといふなり」と言う和歌を唱えながら、まず茅の輪を左側にくぐり、次に前に戻って右にくぐり、最後にもう一度左にと言う具合に8の字を書くように茅の輪をくぐっていくのが基本のようだ。

そして、この時のお決まりの和菓子が「水無月」と言うことになる。

水無月は白の外郎生地に小豆をのせた三角形の和菓子だが、それぞれに意味がこめられていると聞く。

水無月の白い三角形は氷室の氷を表しており、平安時代には宮中では貯蔵してある氷を取り寄せて臣下にも配る氷室の節句という行事が行われ、6月朔日に氷室の氷を口にすると流行病にならないと言われていたそうだ。

また小豆は悪魔払いの意味を表しており、魔除けの力があるという。

そういう意味で、もともとは京都で食べられてたそうだが、今では関西の和菓子屋さんでも有名なお菓子になり、頻繁に売られるようになったが、関東とかでは、まだ馴染みで無い所もあ多い。

私も京都生まれなので、子供の頃から6月になると親が水無月を買ってきて食べれるので楽しみの一つだった。

また、最近では本来の意味を離れて抹茶や黒砂糖で色のついた水無月も売られるようになり、冷やして食べると美味しいので、この時期になると楽しみにしていろいろと買っては食べている。

最近は京都以外でも関西の和菓子屋さんでも売られるようにようになったが、まだ知らない方も多いようだ。
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桔梗
今日も朝から雨降りの一日だよ、蒸し暑いね。

その雨の中を、今年もそろそろ桔梗の花が咲く時期になったので、京都の御所の東側にある「廬山寺」(ろざんじ)に行って来た。

この廬山寺は、その位置が紫式部の邸宅跡の地域になるとされていて、この場所で「源氏物語」や「紫式部日記」を執筆したと言われている。

その所縁もあって廬山寺の庭園は「源氏庭」と名付けられて、源氏物語をイメージした桔梗の花が植えられていて、今の時期になると桔梗が開花して風情のある景色となるのである。

私も毎年、楽しみに訪れているが今年の廬山寺は本堂が改築工事中で少し残念。

でも、お庭のほうには影響ないので雨の中の桔梗を堪能できたよ。

今年は少し開花が遅れているのか、少し花は少ないように感じたけど、それでもきれいに咲いている花もあって良かったよ。

源氏庭の桔梗の花が高貴で凜とした美しさが好きで、庭の景色を楽しんでいると鴨川が近いために涼しい風が吹いてきて心地よい。

あいにくの雨だったけど、そのぶん人が少なくて、のんびり庭を見ながら桔梗の花を愛で、源氏物語の世界に思いを馳せて楽しめたよ。
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花博記念公園
今日は雨だと思ってたけど、朝にはもう雨が上がってたね。

それで、雨を予想してたので京橋まで買い物に出るつもりでいたので、足を伸ばして鶴見緑地の花博記念公園まで散策に出かけてきた。

花博記念公園の名前の通り、90年に開催された「エクスポ90花と緑の博覧会」の会場になった広大な公園で、現在でも花博開催当時の施設である国際庭園や日本庭園、命の塔や咲くやこの花舘が保存され運営されている。

今は市民公園として開放されており、多くの市民が利用していて、私も時々訪れては国際庭園を散策したり、咲くやこの花舘で花を愛でたりしているのである。

また、野良ネコが多いのでエサを持参してニャンコと遊んだりすること
も多い。

そう言えば、花博はエクスポ90だったから、考えたらもう20年になるんだよね。

会社から近いのと、会社もグループの一員としてパビリオンに参加してたので、よく見に行ってたんだよなぁ。

今日は雨上がりで少しぬかるんでいる場所もあったが、紫陽花とか季節の花がいっぱい咲いてたり、国際庭園を中心にのんびりと散策を楽しんだよ。

蒸し暑くて、少し汗ばんだけど、また時期の良い時にのんびりし来たいなぁ。
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スペース・ファンタジー・ザ・ライド
今日は一時帰休で会社がお休みになったので、久しぶりにUSJに行って来たよ。

まだ、新しいアトラクションの「スペース・ファンタジー・ザ・ライド」に乗った事がないので乗ってみたかったのだ。

今日も良いお天気で日差しが厳しいよ。

今日は10時の開場予定で、通勤ラッシュを避けて早めに行ったのでUSJに着いたのは8時頃で、ゆっくり時間を潰して待っていたよ。

10分早く9時50分には開場したので、真っ先にスペース・ファンタジー・ザ・ライドに向かう。

入る前に荷物をコインロッカーに入れさせられるのが少し面倒だなぁ。

進んでいくと写真を撮られて、後で希望者は有料(1200円)でミッションクリア認定書として買うことができる。

ライドに乗るまでにいろいろと通路に仕掛けがあって見ながら進む事になる。

ライドはペアシートなので、二人で座る事になり、私は一人なので知らない女性と隣りになったよ、こういうのはカップルには良いけど関係ない者どうしは少しうざいね。

それで、ライドなんだけど、スパイダーマンやバック・トウ・ザ・フューチャーのような物を予想してたんだけど、もっと激しくて室内型ジェットコースターみたいな感じ。

はい、ジェットコースターが苦手な私は無理でしたわ。

乗って動き出した途端に後悔して、怖くて下向いて「無理無理無理」「アカン・アカン・アカン」を繰返して叫んでた私。

ほんとうに、こういうのは苦手で、スパイダーマンは回転と横移動だから大丈夫だけど上下に落とされるのはどうしてもダメなんだよ。

USJでも、ハリウッド・ドリーム・ザ・ライドとかスヌーピーのグレートレースとか乗った事もないんだよ。

そういう訳で、スペース・ファンタジー・ザ・ライドに乗ったものの、ほとんど下向いて目を瞑って「無理」とか「アカン」とかつぶやいてただけだったよ、まぁチラッと見たら宇宙の景色はきれいだったけどね。

おそらく、もう二度と乗らないと思う・・・


その後は、少し自棄になって、ジョーズに行って乗ったり、ジェラシックパークに行ったりしたよ。

ジェラシック・パークは久しぶりに乗ったけど運悪く最前列で濡れるの嫌だなぁって降りたくなったんだけど仕方ないしね。

落ちる時は目を瞑って下向いてバーを握り締めてたよ、思い切り水をかぶって背中がびしょ濡れになったよ。

まぁ暑かったからちょうど良かったけどね。

それから、キティちゃんのショーを少し見たり、アビー・カダビーと写真を撮ったりしてから昼前には帰ったよ。

いろいろと新しいショーも始まってるので、もっとゆっくり見たい気もするんだけど、これからもっともっと暑くなるからなぁ。

秋になってハロウィンが始まったら、また来たいよ。
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紫陽花
今日も良いお天気で日差しが強いね。

六月に入ってそろそろ紫陽花の咲く時期になって来たので、今年も京都の藤森神社に紫陽花を見に行って来たよ。

藤森神社は、今から約1800年前に、神功皇后によって創建された皇室ともゆかりの深い古社である。

菖蒲の節供の発祥地とも言われ、その菖蒲に掛けて勝運と馬に御利益のある神社と言われ、競馬関係者や競馬ファンの信仰も篤い神社である。

紫陽花の名所としても有名であり、境内には第一と第二の二つの紫陽花園があって、時期になるとたくさんの紫陽花が咲く神社でもあるのだ。

紫陽花園は今日から一ヶ月開園されるようだが、紫陽花の開花はまだ始まったばかりの感じだったが、それでもいくらか咲いている紫陽花もあり、きれいな花で楽しませてくれたよ。

来週くらいから見頃になるのかな。

六月は、沙羅や桔梗など私の好きな花が咲く時期でもあるので、しばらくお花が楽しめるね。
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どうなんだろう?
うちの会社の工場では昨年の秋くらいから派遣社員や契約社員は、契約更新せずに人員削除してきた。

それで、人手が足りない分は社員でカバーしてたのだけど、やはり人員不足は負担である。

私の職場も何とかやってきたが、この春に一名の定年退職者が出て、私の仕事がまともに厳しくなり、二人分とか三人分の仕事をこなしている状況である。

それで、会社もようやく一名の契約社員を採用する事になり、募集をかけたところ、一名の募集に10数名の応募があった。

その中から書類審査で5名に絞り、そこから工場見学してからの面接で30代の男性一名の採用が決まり、6月1日から私の補助で働く予定になっていた。

それで、1日に出社して朝礼で紹介して職場の見学をして周ったところ、その人は「電話があって身内に不幸があったので早退したい、また4日から出直して働く」と言うので、まぁ仕方ないという事になって待つ事になっていた。

しかし、昨日になって、やはり働きたくないので辞めると連絡があったそうだ。

以前は工場で働いた経験もあると言う話だったんだけどね、どうも職場を見て嫌になって帰ったみたいだ。

う~ん、就業時間3時間で退職だよ・・・・

まぁ本人にも希望や事情があるのかも知れないけどね、この人に決まったために10数名の働きたい人が落とされたわけだし、会社としても時間と費用の無駄だった、また募集からのやり直しになるみたいだ。

嫌なら良いけど、少しはそう言うのも考えてほしいよ。

何だったんだろうね。
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