2014年04月の記事


時平の桜、菅公の梅
奥山景布子さんの「時平の桜、菅公の梅」を読んだ。

藤原時平は菅原道真を讒言により無罪なのに左遷させた張本人と言われている。

この本は、その時平の側から道真との出逢いから左遷までを描いた物語で時平側の事情で書かれている。

でも、藤原家の権勢や周囲の人の道真に対する嫉妬や恨みが集まっての讒言だしね。

そもそもの原因は宇多天皇が即位して間もない頃に時平の父の基経が詔に因縁をつけてゴリ押しした阿衡事件から宇多天皇が藤原家を避けようとし道真を重用した事が遠因になっているから、帝さえ藤原家の都合でないがしろにしてきたからなんだけどね。

道真の怨霊が祟るのは当時の人々の気持ちから出ているのかも知れないね。
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長田へ
今日は良いお天気で暑いくらいですね。

思う所があって、兵庫県の長田まで出かけてきました。

昨夜に、寅さんの「男はつらいよ紅の花」を見て、この映画は渥美清さんの遺作で寅さんシリーズの最終作であり、阪神大震災で復興中の長田を寅さんが訪れるシーンが印象的である。

ラストシーンで、再び長田を訪れた寅さんを長田の人々が懐かしそうに大歓迎する場面で、きっと長田の人々も同じ気持ちで寅さんに親しみを感じているのだろうなって思うとウルウルしてしまう。

長田には、紅の花で宮川大助・花子さんが演じた復興に頑張るパン屋さんのモデルとなった「くららベーカリー」と言うパン屋さんがある。

http://mainichi.jp/select/news/20140422k0000e040245000c.html

障害者の方々と頑張ってられる報道を見て、どうしても訪ねて見たくなって行ったのだが、営業は平日らしく土日祝はお休みのようで残念だった。

JR新長田駅の構内には寅地蔵と言う木彫りのお地蔵さんが祀られている。

これは、震災犠牲者の鎮魂と復興の願いを込めて、ロケをやってくれたお礼に寅さんをモデルにしたお地蔵さんが作られたのだそうだ。

また、JR新長田駅の近くの広場には、復興のシンボルとして、実物大の鉄人28号のモニュメントが建てられている。

震災から20年が過ぎて長田の町は震災の痕が見えないほど復興が進んでいるように見えるが、所々に震災で犠牲になられた方々の慰霊碑があり、犠牲の大きさを感じてしまう。
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健康診断
昨日は健康診断でした。

ダイエットのおかげで腹囲は80を切ったのでメタボはクリアだと思いますが、血圧と聴力に少し問題が。

血圧は玉ねぎ茶飲んだり減塩したりしたんだけどなぁ。

採血の時に長くて痛いと思ったら失敗して漏れましたと言われました大丈夫だけど怖いなぁ。

健康診断が終わったのでダイエットから開放されすわ。
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祇園暴走事故
今日、4月12日は京都の南座横での祇園暴走事故から二年になります、二年前に多くの死傷者を出し犯人も亡くなりました。

今では何も無いように通る人がほとんどですが私は忘れることができなくて通るたびに手を合わせますが、先日も桜を見に行く時にそっと手を合わせました。

現場には誰かが作られたペットボトルに入ったお地蔵様が供えられていました。

何か小さいけれど思いの込められたお地蔵様でした。

遺族や被害者の方への保障や慰謝が進んでいるのか気になります。

今でも、毎日のように交通事故での犠牲者が出ていますし、私も昨年は事故に合ったので少しでも交通事故が少なくなるように祈らずにはおられません。
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