鴨川ホルモー
今日は朝からかなりの雨降りで寒いね。

京都の長岡京市にある長岡天満宮はツツジの名所として知られていて、ちょうど満開を迎えてたので、雨の中を行って来た。

阪急電車の長岡天神駅から歩いて10分足らずで長岡天満宮に着く。

長岡天満宮は八条ヶ池と言う池を渡って本殿に向かうようになっているのだが、その池を渡る橋の両側に霧島ツツジが植えられていて、それが真っ赤に色づいている。

その真っ赤な燃えるような参道を歩くのは気持ち良いね。

雨が降り続いて寒いので写真だけ撮って早めに切り上げた。

ほんとは今日は長岡市周辺を散策するつもりだったのだが、雨は止みそうにないし、寒さで身体が冷えてきたから散策は止めて、前から見たかった映画の「鴨川ホルモー」を見に行く事にした。

鴨川ホルモーは万城目学さんの原作の映画化で、私も原作を読んで好きになって映画化されると聞いて楽しみにしていたのだ。

映画は、京都大学に入学した安倍と高村は葵祭りのバイトの帰りに京都大学の京都大学青竜会と言う謎のサークルの新人歓迎コンパのチラシを受け取る。

その新人歓迎コンパに参加してみると、他にも楠木ふみ・早良京子・芦屋満などの新入生が参加していた。

こうして、青竜会の活動内容とか不明なままに流されるように参加してしまうのだが、実は京都大学青竜会は立命館大学白虎隊・京都産業大学玄武組・龍谷大学フェニックスら4校のサークルと「ホルモー」と呼ばれるオニを使って団体で戦う儀式を行う千年の歴史を持つサークルだったのである・・・

映画の見ものはオニをどうやって描くかだったが、CGを使ってバトルとかも良い感じで描かれてたよ。

他にも、京都の名所や風物詩とかもきれいに撮影されてて京都好きの私にもニンマリである、祇園祭の夜に四条烏丸の交差点で行われる四条烏丸交差点の儀のシーンとかクスクス笑ってしまうほど良くできてたと思うよ。

あとあと、吉田神社で行われる吉田代替りの儀でのレナウンのワンサカ娘の踊りも面白かった。

配役でも、部長の菅原役の荒川良々くんとか高村役の濱田岳くんとか良い味だしてたし、楠木ふみ役の栗山千明さんもすごく頑張ってて可愛かったよ。

まぁ、後半部分とか原作と変えてある部分が少し気になったが、それも映画化でまとめるのに仕方ないかな。

ファンタジーのコメディ映画なので、クスクス笑えたよ。

最後のスタッフロールが終わった後の八坂神社前の四条通を渡るシーンは、原作本を読んだ人には必見のシーン、お見逃し無く。