あだしの まゆ村
今日は朝のうちは、まだ昨夜からの雨が残っていたが、京都の嵯峨野に行く予定があったので出かけてきた。

嵯峨野は京都でも人の多い観光地で桜や紅葉の時期には人で混雑するから、人の少ない時期に行っておこうと思ったのだ。

嵯峨野に着いても、まだ小雨がパラパラしてて時期外れの暖かさだった。

嵯峨野では「さがの 人形の家」で雛人形を見たかったのだが、なんと行って見ると、今は冬季休業中で21日から開業と書いてあってがっくりだった。

せっかく来たのに残念だがどうしようもない、それで久しぶりに奥嵯峨野の化野念仏寺にお参りする事にした。

早朝と言うこともあって化野念仏寺は参拝する人も少ない。

化野念仏寺といえばお盆に行われる千灯供養で有名だが、八千体とも言われる多数の石仏や石塔は厳粛な気持ちにさせられるね。

化野念仏寺を後にして、参道をぶらぶら歩いていて目に付いたのが「あだしの まゆ村」と言う繭玉や繭糸からお人形を創るお店である。

お店のショーウィンドウのような物が参道にあって、そこにあった白馬のお人形が気になってお店を覗いてみたくなった。

お店は、そのショーウィンドウの左右にある石段を上がった上にあるのだが、上に上がって入ろうか、どうしようかと考えていると店長とおぼしき男性がどうぞと誘ってくださったのでお店の中に入っていった。

お店の中には繭玉や繭糸で創られたうさぎや馬や牛などの動物や雛人形などのお人形がたくさん陳列されている。

何でも職人さんが手作りで作られているのだそうで、一つ一つの人形が微妙に違っていて、表情が優しくて可愛いのが良いね。

干支の人形とか手毬の人形も良い感じだよ。

店長さんといろいろとお話しているうちに、女性の店員さんもやってこられて、お茶をいただいたりしながらいろいろとお話が出来て楽しかった。

こういうお客さんとの触れ合いを大切にするお店も良い感じだね、すっかり、このお店のファンになってしまったよ。

気に入った馬の人形とうさぎのお人形を買って、お店を出ようとすると女性の店員さんから、どうぞってチョコレートをいただいてしまったよ。

うわぁーい、バレンタインデーにお愛想でもチョコをいただけて感激ですぅ♪

また、お店に窺いますね。

帰りには、いつも買っている鶴屋寿の「さくら餅」も買って帰ってハッピー気分の私でした。