京都散策
今日も良いお天気で過ごしやすいね。

京都は紅葉の時期になるとどこも混雑するので、その前に少し東山付近を散策して来たよ。

始めは、「鵺塚」(ぬえづか)と言うのを求めて、東福寺のちかくの月輪南陵へ向かった。

初めて行く場所で、よく判らないのだけど、東福寺を東に抜けた辺りにあるというので、とりあえず東福寺まで出かけてみた。

東福寺は、京都でも有名な紅葉の名所で、再来週くらいから混雑になるのだろうけど、まだ紅葉が青いのと早朝だったので人もまばら、でも犬を散歩させてる人が多いなぁ。

東福寺の周りを歩いて、月輪南陵へ何とかたどりついたが、肝心の鵺塚の石碑が判らない。

でも、周囲を探し回ってようやく見つけました。

鵺(ヌエ)と言えば頭は猿、胴体が虎、足は狸で尾っぽは蛇と言う不思議な姿の妖怪で、平安時代後期の頃に毎夜のように御所に現れたのを、源頼政によって弓で退治されたのは有名な話である。

京都には鵺にまつわる伝説も多いのだが、鵺塚はもとは岡崎公園の運動場付近に鵺を埋めたと言われる塚があったのだが、運動場の整備工事のおりに発掘調査してみると、鵺塚が古墳時代の陵墓だったことが判り、その時に出てきた埋蔵品を月輪南陵の側に埋めなおして、石碑を立てたのが、今の鵺塚だそうだ。

でも、前から探していた鵺塚を見れて満足。

それから、ついでに清水寺にも行って見ようかと思って、京阪電車の東福寺駅に戻って電車に乗り、清水五条駅で降りて、清水寺に向かう。

清水寺は私のお気に入りの場所だし、年に何度かは来ているから散策するとホッとするよ。

清水にお参りしてから八坂神社方面を歩いていると、久しぶりに坂本竜馬のお墓にお参りしたくなった。

維新の道を上がっていった霊山護国神社の墓地に、維新の志士や木戸孝光の墓と供に、坂本竜馬と中岡慎太郎の二人の墓が並んで祀られている。

私は、子供の頃に親に連れられて来たのが初めで、若い頃にも何度か来ていたが、最近はほとんど来てなくて久しぶりだった。

前はお墓だけだったけど、今は二人の像とかも造られて立派になってますな。

でも、坂本竜馬の墓が京都にあるのを知らない人も割りと多いみたいだね。

私は、新撰組とか小栗上之介が好きなのでどちらかと言うと幕府びいきの方だけど、それでも竜馬は好きなほうだよ。

それからぶらぶらして八坂神社にお参りして帰ったけど、そういえば京阪電車の駅名が「五条」→「清水五条」、「四条」→「祇園四条」、「丸太町」→「神宮丸太町」って変わったんだよな・・・まだ何となく違和感あるよ。