曼珠沙華
今日はお天気も良くて、気温もそれほど高くなくて過ごしやすい。

今年も彼岸花の咲く時期になったので、京都の嵯峨野まで彼岸花を見に行ってきた。

京都の嵯峨野にある広沢池の付近は彼岸花が多く咲いていて名所と言われている。

広沢池から大沢池にかけての畑のあぜ道とか、真っ赤な彼岸花が燃えるように咲いている。

彼岸花は、「曼珠沙華」の異名でも知られているが、毒の成分を持つことや墓場などにもよく咲いている事や、お彼岸の時期に咲く事、あるいは真っ赤な色からか「死人花」や「幽霊花」などの呼ばれ方をする事もあるようだ。

彼岸花が田畑や墓場に植えられるのは、その毒の成分のせいだと言う。

田畑に植えると毒の成分の所為でモグラなどに畑を荒らされにくいそうで、また墓場の場合も埋められた死体とかが小動物に荒らされないように植えられたりされたのが始まりだそうである。

でも、真っ赤な色と独特の形が個性的で、私の好きな花で、毎年のように嵯峨野まで見にきているよ。

そう言えば、山口百恵さんの歌でも「曼珠沙華」って歌があったね。

広沢池の周囲で彼岸花を堪能した後は、ボチボチ歩いて嵯峨野を散策した。

この時期の嵯峨野は紅葉はまだまだだけど、人の比較的少ないしのんびりと歩けるのが良いね、これがあと一ヶ月もすると大勢の観光客で大混雑だもんね。

お茶のソフトクリ-ムや冷奴を楽しみながら、やはり目的は「さくら餅」です。

嵐山で桜餅と言えば某店を思い浮かべる人も多いかもしれないが、私の好きなのは「鶴屋寿」のさくら餅。

漉し餡を白い道明寺で包んだ小振りのさくら餅を二枚の桜の葉で包んであって、あっさりした甘さでいくつでも食べられてしまう。

ここのさくら餅を買うためだけに嵯峨野に来たこともあるくらいに、私のお気に入りのお店である。

今日もしっかり六個入りを買って帰って美味しくいただきました。

これから日毎に秋らしくなってくると散策が楽しくなりますな。