山科お散歩
今日は良いお天気で、気持ちの良い陽気だよ。

まだ紅葉には早いのだけど、京都の山科までお散歩に行ってきたよ。

京阪三条から地下鉄に乗り換えて、山科駅で降りる。

そこから北に向かって少し歩くと「毘沙門堂」と言うお寺がある。

毘沙門堂は、正しくは出雲寺と言うそうであるが、本尊の毘沙門天にちなんで毘沙門堂の呼び名で知られている。

隠れた紅葉の名所で、JR東海の「そうだ京都へ行こう」キャンペーンで、今年に取り上げているから、今年も紅葉の時期は盛り上がるのかも知れないね。

まだ、紅葉は青葉だけど、色づく頃にはきれいだと思うよ。


毘沙門堂を出て、山科駅まで戻ると、再び地下鉄に乗って小野駅で降りる。

そこから、少し歩くと小野小町に所縁のある「小野随心院」がある。

小野小町の伝説のあるお寺で、小野小町が姿を映したという化粧の井戸や深草少将が小町に宛てた恋文を埋めたと言われる文塚などの史跡で知られている。

また境内には小野梅園と言う遅咲きの梅の花が咲く梅園があり、春にはたくさんの梅の花が楽しめる名所である。


小野随心院を出てさらに歩いていくと、世界文化遺産の一つでもある「醍醐寺」に着く。

醍醐寺は、山の上の上醍醐と下の下醍醐に分かれているが、上醍醐に上がるには二時間近く山に登らないと行けないので今回はパス(途中には秀吉の醍醐の花見の跡地もある)。

醍醐寺も歴史のある寺院なので国宝も多くあるが、境内の五重塔は天暦5年(951年)の建立で、下醍醐創建時から残る唯一の遺構でもあり、京都府下の現存する最古の建築物で国宝にも指定されている。

醍醐寺にも紅葉は多いのだけど、まだ青葉で紅くなるころには境内でも紅葉の見所が多いと思うよ。

醍醐寺を後にして帰宅する事にしたが、山科にも、今回の毘沙門堂や小野随心院、それに醍醐寺以外にも勧修寺など紅葉の名所も多いので、のんびりと山科の紅葉を見ながら散策して行くのも良いかも知れないね。