蓮の寺
今日は早朝から、京都の花園にある「法金剛院」に行ってきた。

法金剛院は、平安時代に建てられた古刹であり、池にはたくさんの蓮が植えられているので蓮(はす)の寺とも呼ばれているお寺で、私も毎年蓮を愛でに訪れている。

普段は9時に開門なのだが、蓮の花は早朝に開花するために蓮の花の時期には7時に開門されて多くの人が蓮を見に訪れていた。

池にいっぱいに植えられた蓮は大きな葉が池を覆っていて、その葉の間に咲く白い蓮の花が幻想的である。

蓮の花は極楽に咲く花とも言われており、仏教ではお釈迦様が蓮華の上で瞑想する絵が描かれたり、蓮華をかたどった台座に仏像を乗せたりするのをよく見かけるね。

また死後に極楽浄土に往生し、同じ蓮花の上に生まれ変わって身を託すという思想から、「一蓮托生」という言葉の語源になってもいる。

そう言えば、蓮の根が蓮根(レンコン)になるんだよね、天麩羅にすると美味しいね、また中華料理とかを食べる時のレンゲは蓮の花びらの形から来ていると言う。

泥の中に清楚な花を咲かす蓮を見ていると、心が落ち着く気がするよ。