懸想文
今日も朝から京都をうろうろと散策してきたよ。

北山付近から寺の内や二条城までうろうろしてたけど、ほんとうの目的地は聖護院に近い須賀神社である。

須賀神社は、平安神宮の北の方になるのだけど、行き方としては丸太町通りの熊野神社前から丸太町通りの北側を東に向かって歩き、御辰稲荷神社を越えてからの錦林小学校との間の小道を北に上がったところにある小さな神社である。

須賀神社は、また交通神社とも呼ばれていて交通安全の神社としても有名である。

さて、私がなぜ須賀神社に行きたかったかと言うと、節分の日にだけ須賀神社では「懸想文」(けそうふみ)と言う昔のラブレターが1000円で売られるのである。

普段は静かな神社である須賀神社も節分の日(2~3日)にはたくさんの参拝客で賑わい、特に多くの女性の参拝者が多い。

それと言うのも、この節分だけに売られる懸想文を人に知られずにタンスやクローゼットや鏡台などに忍ばせておくと容姿端麗になり、着物が増え、良縁に恵まれると言われている。

また、この懸想文を売っているのが懸想文売りで水干・烏帽子姿で、梅の木の枝に文をくくりつけ覆面をつけた姿で、異様な姿なのである。

懸想文はけっこう大きな物で、中には、やはり梅の枝に懸想文を結んだものが入っているのである。

また、境内では、やはり節分の時だけに売られると言う「須賀多餅」と言うお餅が売られていて美味しいのだ。

さて、懸想文も買ったし、須賀多餅も食べたし、私にも良縁が訪れるでしょうかね(笑)