雪の京都
今週も残業が続いてたのでさすがに疲れて今日はお休みして、京都までお出かけしてきた。

昨夜から雪がちらついていたので今日は雪が積もってそうに思ったんだよね、雪の京都でどうしても見たいものがあったので今日こそチャンスと思って早朝から出かけたのだった。

京都に着くと思い通りに雪が降っていて雪が積もって白い世界になっている。

私が見たかったのは「白い大文字」。

京都の大文字の送り火と言うとお盆の風物詩で有名だが、冬の雪の日には大の字に雪が積もり「白い大」になることがあると言う。

雪の降った日に運の良い人だけが見られる珍しい光景だそうで、私も以前から一度見てみたいと思っていたのだ。

大文字に向かっていくと思い通り、大の字に雪が積もって白くなっていて「白い大」になっている、ようやく見る事ができて感動である。


そして大文字まで来ると近くには銀閣寺がある。

雪の積もった銀閣寺もきれいだし、こちらも見る事にした。

でも、銀閣寺の開門までまだ時間があるので、哲学の道や法然院など雪景色の中を少し散策して時間を潰し、銀閣寺に向かう。

今日の雪は降ったり止んだりが続いていて、青空が見えていてもまた雪に変わったりのお天気だ。

開門した時にはかなりの雪が降っていて、逆に写真を撮り難いのであるが、それでも銀閣寺に雪は良いですな。

黒い銀閣寺と白い雪のコントラストが美しくて、静寂の白い世界に銀閣寺の姿が風情がある。

予定では、銀閣寺で帰るつもりだったのだが、こうなったら雪の金閣寺も見てみたいと思い立ち、金閣寺に向かう事になった。

と、言っても銀閣寺が京都の東の端であるのに対して、金閣寺は西の端である。

時間が掛かって雪が融けては意味がないので、思い切ってタクシーを飛ばして金閣寺に行く事にした。

タクシーの運転手さんといろいろと話しながら、割と早めに金閣寺に着く事ができた。

幸い、雪はまだ残っているものの、少しずつ融けてきているので、急いで金閣寺の写真も撮りまくる。

しかし、金閣寺は観光客が多いですな、でも、こういう雪の日に金閣寺に来れた人はラッキーかも。

金閣寺に積もる雪も、銀閣寺とはまた違った美しさである。

白い雪が金閣寺を映えさせる感じかな、絵になりますな。

写真を撮り終えて金閣寺を後にした時には、雪が凄く降って京都市内は吹雪のような状態だった。

でも、電車で京都を離れると気持ち良い晴天で雪の気配もなかったよ。

今日は、雪の京都で「白い大」をはじめ「雪の銀閣寺」や「雪の金閣寺」をセットで見れて感動のしらゆきだった。