田中神社
京都の下鳥羽にある田中神社へ行って来ました。

京都には田中神社と言う名前の神社は幾つかあるのですが、直接の関係はないみたいです。

この田中神社は、平安時代に祇園感神院(八坂神社)から牛頭天王を勧請して造られたそうです。

以前は別の場所にあったのですが、大洪水で社殿が流されて、現在の地に神殿は無傷で流れ着いたので神意として、この地に建て直したのだそうです。

馬の守り神となっているのがよく判らないのですが、神殿の左右に狛犬のように馬の木像が置かれています。

馬の木像を見ると雌雄ありそうですね(笑)

牛頭天王なら牛だと思うのですが、なぜ馬なのか考えてみますと、かつては交通の要所で馬に荷物を積んで往来していたり、付近の田畑に馬を使っていたりがあり、大事な馬の無事を祈願してたのではないでしょうか。

偶然なのか近くには淀の競馬場があるのですね、だから勝ち馬の祈願に来る方も多いみたいです。

また、境内には北向虫八幡宮のお社もあり、疳の虫封じなどに御利益があるそうです。

あまり有名な神社ではないですが、こういう静かで由緒のある神社を巡るのは楽しみですね。