建勲神社
前に書いたように、今日は6月30日で夏越の祓えの日である。

それで、私も茅の輪をくぐって厄を祓いに行って来た。

京阪電車と市バスを乗り継いで、京都の北区の紫野にある今宮神社までお参りに行って、境内に作られた茅の輪をくぐって今年前半の厄を祓っておいた。

今宮神社の近くには大徳寺もあるのだが、もう一つ平安京の四神相応の玄武に相当するとあると言われる「船岡山」があり、その船岡山には織田信長を祀る「建勲神社」があるので、久しぶりにそちらにも足を伸ばす事にした。

建勲神社は、「織田信長」の死後に部下であった「豊臣秀吉」が信長の死を悼んで船岡山を聖地として寺院を建てて祀ろうとしたが中断したままになっていた。

その後、時は流れて明治時代になり、明治天皇によってようやく船岡山に信長を祀る神社が建てられたのである。

「建勲神社」と書いて(たけいさおじんじゃ)と言うのが正式な名前であるが、(けんくんじんじゃ)と通称されている。

元々は建織田神社と言う名前だったそうである。

境内には信長が舞ったとして有名な「人間五十年 下天の内をくらぶれば・・・」の歌碑が建てられている。

この建勲神社にも茅の輪が置かれていたので、ここでも茅の輪をくぐっておいた。

そこから、市バスと地下鉄で今度は上御霊神社にもお参りして、そこから相国寺を通って出町柳から帰って来たよ。

久しぶりに京都の北部の神社をいろいろと周れて疲れたけど楽しかったよ。

帰りには水無月も買って帰ったし、夏越の祓えもきちんとやれて良かったよ。