バチカン奇跡調査官
藤木稟さんの「バチカン奇跡調査官シリーズ」の一作目の「黒の学院」を読んだよ。

これはバチカンに所属する奇跡調査官の、天才科学者の平賀と、古文書と暗号解読のエキスパートのロベルトの二人の神父が、バチカンに寄せられた奇跡の真偽を調査しに出かけて事件に巻き込まれる小説である。

一作目の「黒の学院」は、アメリカのセントロザリオ修道院の修道女が処女受胎したと申請された件を、平賀とロベルトの二人が調査に向かうが、セントロザリオ修道院と寄宿学院では生徒に聖疵が現れたり、空中浮揚したり、聖母マリアの映像が空中に現れたりと数々の奇跡が起こる反面、修道院の神父が次々と黒ミサの犠牲のように殺害されていく事件が起きていた。

奇跡調査官の二人は、奇跡の解明と供に連続殺人の謎や修道院の秘密を解き明かしていくのだった。


奇跡を解明していくのと事件を解決していくのがなかなか面白くて楽しく読めたよ。

シリーズとして続いてるようなので、続きの本も読んでみようと思っているよ。