怪談専門誌として知る人ぞ知る「幽」も金剛で3号になる。

年に二回の刊行ながら豪華な作家陣も魅力で毎号楽しみに読んでいる。

でも、実話系も多いので夜に読むのは少し怖いんだよね・・・前に夜に読んだ時に金縛りになったしね(苦笑)

今号の目玉は「女たちの百物語」と「二百一年目の上田秋成」。

女たちの百物語は、加門七海・岩井志麻子・伊藤三巳華・宇佐美まこと・勝山海百合・神狛しず・宍戸レイ・立原透耶・長島槇子・三輪チサ、等等の女性作家の皆さんが百物語を行ったもので、抜粋ながらそれぞれの語られた話が掲載されていて面白い。

また加門七海さんの「百物語の作法」が興味深かった、百物語は儀式であり、面白半分に知識もなくやっていいものではないんだよね。

加門さんの本にはいろいろと教えられる事ばかりだよ。

怪談徒然日記が最終回なのが残念だよ。

ボリュウムがあるので、まだ読み始めたばかりだけど、ぼちぼち楽しみながら読んでいこうと思う。