THE ハプスブルグ
今日は、また会社の職場が一時帰休で休みにされてしまった・・・仕事も忙しくて詰まってるし、賃金も八割支給になるのでお休みでもうれしくないんだけどね。

この先が不安だよ。

まぁ、とにかくお休み(一応は自宅待機らしい)なので、京都の京都国立博物館で開催されている「THE ハプスブルグ」の展覧会を見に行って来た。

ハプスグルグ家と言えばドイツを中心に600年以上もヨーロッパに君臨した名門王家で、ヨーロッパの各国や王家に王や王妃などを輩出して栄華を誇った一族である。

あのマリア・テレジアや、その娘のマリー・アントワネットもハプスブルグ家の一族となる。

また日本の女優である鰐淵晴子さんも母親がドイツの方で、ハプスブルグの血を引いてられるそうだ。

ハプスブル家と言えば芸術を愛して多くの美術品や絵画、工芸品などを蔵し、ベラスケスやルーベンス、ラファエロやゴヤなどなど16世紀から18世紀の名画でも知られている。

平日だから空いてるかなと思っていたが、開場前には列が出来るほどの人気で思ったよりも入場者が多くて驚いた。

やはり人気があるんですな。

私の場合は、中野京子さんの「怖い絵」のシリーズが好きなので、ハプスブルグ家にも興味もあって、特に肖像画とか面白く見られたよ。

特に「怖い絵3」にも出てきたベラスケスの「皇太子フェリペ・プロスペロ」の実物を見ることが出来て感動だよ、この、まだ二歳の可愛い王子が、二年後には4歳で儚くなるんだもんな・・・

他にも、マリア・テレジアの少女の頃を画いたメラーの作品とか高貴で美しい姿が印象的だよ。

いろいろと絵画や美術品を久しぶりに堪能できて満足だった。

ただ博物館の常設展示館が、まだ工事中で見れないままなのが少し残念、毎年雛人形展を楽しみにしてたのに、今年は見れないみたいだね。