久しぶりの伝説巡り
今日もとても寒かった。

私の京都伝説巡りもここのところあまり取材にも行けてなくて停滞気味だったけれど、今日は久しぶりに取材であちこち周ってきた。

早朝の京都は雪がちらちら降ってたよ、その中で小学生くらいの子供との親子連れが多いなぁって思ってたら今日は中学の受験日だそうで、そういえば大学もセンター試験かの受験日だったよね。

付き添いの親御さんとかも大変だね。

さて、京都伝説巡りの取材だけれど、まずは上品蓮台寺の墓地にある「源頼光朝臣塚」の取材。

あの大江山酒呑童子や土蜘蛛退治でしられる源頼光の塚である。

墓地の奥のほうの木の下に石碑が建てられているのだけれど、前から見たいと思ってなかなか来れなかったのがようやく見ることが出来て満足である。

そこから市バスを乗り継いで、次は相国寺を通り抜けて上御霊神社に向かう。

ここは何度か来ているが、やはり御霊を祀る神社なだけに気が引き締まる思いがする。

次は、地下鉄・市バスと乗り継いで熊野神社前で降りて、聖護院の準提堂に「お俊・伝兵衛恋情塚」の取材をかねてお参りする。

ここには以前に崇徳院地蔵の取材に来た事があったから懐かしい。

ついでに、向かいにある須賀神社内の交通神社にお参りして、交通安全のお守りを貰う。

交通神社と言うのは、須賀神社に合祀されていた八衞比古(やちまたひこのみこと)・八衞比賣(やちまたひめのみこと)の二神を分祀し、昭和39年に建立されたものである。

八衞比古・八衞比賣神は夫婦神であり、外部から侵入してくる邪神・魑魅魍魎(ちみもうりょう)を防いでくれる神様であるために交通や旅行の安全、旅館業の守り神として信仰されているところから、神社も「交通神社」と名づけられたと言う。

また、この須賀神社も普段は静かな人気の少ない神社であるが、節分の日には境内に懸想文売りが現れて懸想文を売る事で有名で、この懸想文(恋文)をタンスの奥にしまっておくと美人になり、良縁に恵まれたり着物が増えたりと女性にはありがたいもので人気があり、遠方から求めに来られる人も多いそうだ。

私は二年前に買ったことがあるが、今年は節分が平日なので行けないのが残念である。

こうして、久しぶりに京都の伝説巡りをしたけど、やはり楽しし、これからも頑張って周って行きたいと思う。