プリンセス・トヨトミ
万城目学さんの新作である「プリンセス・トヨトミ」と言う本を読んだ。

万城目学さんと言えば「鴨川ホルモー」や「鹿男あをによし」で人気の作家さんで関西の作家さんらしく関西を舞台にした作品が多く、また鹿男あをによしはドラマ化されているし、鴨川ホルモーは漫画化と映画化も進行している人気作家さんである。

今回の「プリンス・トヨトミ」は大阪を舞台にした小説で、東京から来た会計監査院の三人の調査官が大阪に来た事から始まる物語で、大阪の男達が密かに持つある秘密のために大阪が全停止状態になってしまうお話である。

大阪の空堀商店街とか大阪城周辺とかが舞台となって、地元ネタも知ってる人にはニヤニヤである、でも判らない人も多いかも知れないなぁ。

そんなアホな!ってツッコミ所も多いが、エンターティメントとしては楽しめる作品だった。