花山神社
山科にある花山神社(かざんじんじゃ)へお詣りして来ました。

花山神社は、お稲荷さんを祀るために花山稲荷とも呼ばれていますが、延喜3年(903年)に醍醐天皇の勅命で創建されたとされ、宇迦之御魂大神、神大市比売大神、大土之御祖大神を祭神としています。

特に神大市比売大神は、宇迦之御魂大神の母神にあたるとされ、「稲荷さんのおふくろ神様」として親しまれているそうです。

境内には稲荷塚と言うは弥生後期の古墳と言われる塚があり、三条小鍛治宗近が花山稲荷の神徳により名刀「小狐丸」を鍛えた跡と言われるそうです。

その稲荷塚があると言うので探してみましたが、なかなか見つからずに、達光宮のお社の中にようやく見つけましたが、達光宮が市杵島比売大神と共に、金山比古大神と金山比売大神と天目一筒大神と言う鉄鋼や製鉄の神を祀っている事と関わりが深いのでしょうね。

また、忠臣蔵で知られる大石内蔵助の隠棲地とも近いために、こちらにも信仰されていたようでいろいろな関連史跡も残されています。

他にも多くの稲荷社も祀られており、独特の雰囲気のある神社でした。