東景寺
八坂神社の南楼門から少し行った所に東景寺と言う小さなお寺があります。

秋葉三尺坊大権現をお祀りした火伏せに御利益のあるお寺だそうです。

お寺を入ってすぐに鳥居があるのは神仏習合に関わりあるのでしょうね。

この秋葉三尺坊大権現と言う神様は周国と言う修験者だったのが神通力を得て羽が生えたカラス天狗のような姿に変化し、白狐に乗って秋葉山で修業を続けられたそうです。

平安時代に御所が火事になった時に御所の屋根に乗って火を防いだとの伝説があります。


東京で鎮火社として秋葉三尺坊大権現が祀られた場所があり、秋葉さんとか呼ばれ親しまれていて、その広場が秋葉っ原と呼ばれてたのが秋葉原になったそうです。

あの秋葉原の語源になった方でもあるのですね。

八坂神社のすぐ近くと言う立地ながら、あまり知られていないお寺と言うのも何となく俗されていない感じで好感持てました。