三月三日に三十三間堂
今日は三月三日で、陽数の「三」が重なる祝節である重陽の一つである。

一般には桃の節句や雛祭りとして知られているが、古来から「上巳」と呼ばれて禊ぎをして邪気や厄を祓う斎日でもあるという。

桃は「鬼怖木」(きふぼく)とも呼ばれて悪災を除く聖木とされて、その桃の実を食べるだけでなく、枝を軒先に挿すと厄除けになり、花を酒や水に浮かべて飲めば無病息災を得るとも言われて神聖視されてきたのである。

それで、せっかく三が重なる日だから、もっと三を重ねてみようと京都の「三十三間堂」に行って来た。

三十三間堂でも、この日は三が重なる事から「春桃会」(もものほうえ)と言う儀式が行われて、三十三間堂を無料公開とし、活け花の献木や落語の奉納、瀬戸内寂聴さんの辻説法などが行われる。

本堂に入ると本尊の横に雛人形が飾られていたり、普段は千体千手観音を通路を歩きながら見るのだが、この日は奥に特別に高い通路が設けられて、ずらりと並んだ千体千手観音を上方から見られるのは始めてみる圧巻の景色であった。

また、この日限定の「桃のお守り」や御神籤が売られてたり、いろいろと盛りだくさんであった。

特に、千体千手観音を高台から見れるのはほんとうに凄くて、この日だけでなく他の日でもやれば良いのにと思ったよ。