文の助茶屋
どうも昨日から気が重いことが続いてて凹み気味なので、少し気分転換にと久しぶりに京都の東山周辺を散策してきたよ。

京阪電車の清水五条駅で降りて、まずは松原橋の下の散策、川の水は冷たいでしょうに水鳥は元気に泳いでて和みますな。

そこから宮川町とか歩きながら、向かったのが六波羅密寺。

ここは、今年の大河ドラマの平清盛にも所縁のお寺で阿古屋塚とか平清盛塚もあるんだけど、前は塚も割りとそのまま放置されてたのがドラマの影響かきれいに整備されてて驚いたよ。

そこから、六道珍皇寺に寄って小野篁さまにご挨拶してから清水寺へ。

いつもはお正月に清水さんに寄るのだけど、今年は行けなかったので久しぶりになったね。

清水寺と言えば京都でも有数の観光スポットなんだけど、寒いのとシーズンでもないので人は少な目かな、でもアジア系外国観光客と修学旅行生は多かったな。

清水さんをお参りして、清水坂をぶらぶら歩きながらベタなおみやげ物とか買って歩くのも楽しいね。

三年坂を下りながら二年坂の手前で折れて八坂の塔の方へ歩くと途中に「文の助茶屋」がある。

落語家の二代目文之助が開いた甘酒茶屋が始まりで、以前は高台寺門前の三面大黒の所にあったのが、今は八坂の塔近くに移転している。

実は、今日は文の助茶屋に用事があって、前にテレビの番組でアズキがいっぱい盛ったスィーツが紹介されてて、それが食べたくてネットとかで調べても判らなかったので、実際にお店に行ってみたかったのである。

お店の前でメニューを見てもそれらしいのは書いてない。

さてどうしようと思っていると店員のおねいさんが出てきて、中へどうぞと言うので、「前にテレビで見たアズキの奴なんやけど・・・」って言うと「あります・あります」と言うので言われるままに店内へ。

それは品書きにも載ってないのだけれど「ゆであずき」と言う、そのまんまのスィーツらしい。

この店員のおねいさんが気さくな人であれこれ話していると、やがて出てきたのはテレビで見たのと同じ奴。

大きなサジのような容器に、いっぱいにゆであずきが盛られて白い砂糖が少しかかっている。

またあずきの上に白玉が二つ添えられていて良いですな。

寒い中で暖かいあずきがほかほかしてるし、あずき本来の味を堪能できる美味しさで、すっかり気に入ってしまったよ。

近くへお越しの折は、ぜひ試してみてくださいな、お善哉も美味しいけれど、もっとあずきを味わえますよ。

満足してお店を出て、二年坂に戻って円山公園方面へ歩いていくと、丸山音楽堂が工事していた・・・もう取り壊すのかな。

円山公園から八坂神社へお参りして、四条通に出ると、祇園小石に入って飴を買って帰る。

そこから、京阪電車で帰って来た。

はぁ、久しぶりの清水さんでぶらぶら歩いたけど、少しは気分転換になったかなぁ。

まぁ、食べたかった「ゆであずき」を食べれたから良かったよ。