猫怪々
加門七海さんの「猫怪々」(ねこかいかい)を読んだよ。

加門七海さんは視える作家さんとして有名で、日々様々な心霊経験をされていて、その体験から書かれた作品も多い。

この猫怪々は、猫を飼いたいとペット可のマンションを買われてから、不思議な縁で出あった仔猫は死にそうに弱っていた。

拾い上げて病院に連れて行くと、その仔猫は様々な病気を持っていた。

それで、その仔猫を連れて帰って飼う事になるのだが、病気の介護と供に様々な不思議な物が見えたり起きたりする毎日が始まった。

加門さんが仔猫のののちゃんと出会って暮らしようになってからの様々な苦労や不思議な出来事が綴られた本であるが、加門さんの仔猫への献身が微笑ましくも猫の不思議についても書かれた実話本である。

飼い主が猫を選んだのではなく、猫が飼い主を選んで現れたと言う言葉が印象深い。

猫好きの人で、心霊系も大丈夫な人にはお勧めの本である。