芦のまろ屋
今年もそろそろ梅が咲き始める時期になったので、私が毎年行っている京都の「梅宮大社」まで行って来たよ。

梅宮大社は右京区の松尾の近くの梅津にある古社で酒造りと子授けや安産で知られており、特に子授けの御利益が有名で、神殿の前にある「またげ石」と言う神石をまたぐと子宝に恵まれると言われ、有名人を初め多くの人に信仰されていると言う。

また、梅宮の名前の通り、梅の名所としても知られており、境内にも多くの梅が植えられているが神苑には梅園など多くの梅が楽しめるようになっている。

でも、私が行く時はいつも早すぎて梅があまり咲いてない事が多くて、今年も早咲きのが少し咲いてるくらいであまり咲いてないよ。

もう少し時期を考えろよ・・・自分!

判ってるんだけどねぇ、梅の満開の時期には他にも行きたい場所があるのでどうしても梅宮さんは早めになってしまうのね。

さて、神苑には梅の他にも季節の花が植えられており、中でも池中亭茶室は「芦のまろ屋」と呼ばれる建物で、大納言・源経信が読んだ和歌で百人一首にもある「夕されば門田の稲葉訪れて、芦のまろやに秋風ぞ吹く」と詠んだ芦のまろやと言う建物は、この梅津の地に現在に残る唯一の物だそうである。

梅の花ごしに見える芦のまろ屋は風情があっていいですな。

と言うわけで、今年も梅はあまり咲いてない時期になってしまったけれど、この梅宮大社にはネコがたくさん居てるので、いつも梅を見に行くと言うよりもネコを見に行く感じで楽しんでるよ。

来週くらいから、ぼちぼち梅も見頃になるかなぁ。

来週は満開の梅の花を見に行きたいよう。