星守る犬
村上たかしさんのコミック、「星守る犬」が話題だね。

村上たかしさんと言うと家族をネタにしたほのぼのした四コマ漫画が面白くて時々読んでいた。

この星守る犬は、少し前に本屋さんに積んであるのを見て買って帰って、さっそく読んだよ。

星守る犬と言うのは、犬が星を物欲しげに見続けている姿から、手に入らないものを求める人の事を表すそうである。

物語は、お父さんとお母さんと娘さんの普通の家族に、拾われてきた捨て犬の視線から綴られる物語。

詳しいストーリーは書かないが、切ない物語で涙がうるうる来ちゃったよ。

家族って何だろうとか考えさせられるし、独りの私にも身につまされる物語である。

白い犬のハッピーの姿がいじらしくて愛おしくなってくる。

こういう本を読むと犬が飼いたくなりますな。