生六道地蔵菩薩
京都嵯峨野の清涼寺境内にある薬師寺へお参りして来ました。

薬師寺は、清涼寺(嵯峨釈迦堂)の鐘楼の向かいにあるお寺で、普段は非公開となっています。

年に1度だけ地蔵盆の8月24日にだけ、お堂が開けられて御開帳されます。

私も毎年お参りしていますが、昨年は大丈夫だったのが、今年は緊急事態宣言中とあり、奥までは入れずに入口近くでのお参りと写真撮影になりました、ちなみに撮影は大丈夫です。

非公開の小さなお堂ですが、小野篁が作ったとされる生の六道地蔵菩薩やいろいろ貴重な仏像がところ狭しと祀られています。

小野篁と言えば、京都の六道珍皇寺の冥土通いの井戸からあの世へ通い、閻魔大王に仕える冥官を務めていたという伝説があります。

その小野篁が冥土からこの世に戻って来るのが嵯峨野の生の六道とされています。

その生の六道の伝説の地(他にも諸説あり)が、この付近だとも言われています。

小野篁ファンの私は、毎年お参りに来ては生六道地蔵菩薩や脇にいてる小野篁像や閻魔大王像をお参りするのが楽しみです。

今年は奥まで行けずに少し残念でしたが、今年もお参り出来て良かったです。