2000 11/18 17:12
Category : 日記
土曜日、作戦決行の日の朝、オレはしっかり寝過ごしていた。
もともとオレは夜型なのだけど、作戦前夜は特に夜更かしの傾向があるから、当日朝ちゃんと起きられることなんてめったにない。加えて、この日に限ってはタケシもシーラもオレを起こさないんだ。自分たちはちゃんと起きて支度を整えているのだけど、オレのことだけは起こさないで、たいてい昼までは寝かせてくれた。
という訳で、オレが自然に目を覚ましたのは午前11時半頃で、タケシとシーラはソファに座って作戦の最終チェックをしてるところだったんだ。
「……おはよう、タケシ、シーラ」
オレが目をこすりながら上半身を起こすと、まるでそれを待ってたかのようにシーラがつかつかと歩いてきた。と、何を思ったかいきなりオレのベッドに乗っかってきて、オレの両足の上にどっかりと腰掛けたんだ。
「シー……」
―― バチン!
オレが言いかけたとき、シーラは思いっきりオレの頬を平手で殴った。
「女の子の下着を覗くなんてサイテー! サブロウのスケベ! エッチー!!」
オレが口をはさむ暇なんかなかった。
―― バチン!!
「なんであたしが作ったリストを書き直したりするんだよ! しかもあんな無駄なもんばっかり持ってこさせて! 品物チェックするのだって大変なんだかんね!」
―― バッチン!!!
「あけみっていったい誰だよ! 変な女と付き合って夜更かしして、仕事に悪影響残したら承知しないんだから!!」
おまけにもう1発、計4発ばかり殴って、シーラはオレの胸倉を掴んで睨みつけた。
なんでもいいけど……すごく痛い。
もともとオレは夜型なのだけど、作戦前夜は特に夜更かしの傾向があるから、当日朝ちゃんと起きられることなんてめったにない。加えて、この日に限ってはタケシもシーラもオレを起こさないんだ。自分たちはちゃんと起きて支度を整えているのだけど、オレのことだけは起こさないで、たいてい昼までは寝かせてくれた。
という訳で、オレが自然に目を覚ましたのは午前11時半頃で、タケシとシーラはソファに座って作戦の最終チェックをしてるところだったんだ。
「……おはよう、タケシ、シーラ」
オレが目をこすりながら上半身を起こすと、まるでそれを待ってたかのようにシーラがつかつかと歩いてきた。と、何を思ったかいきなりオレのベッドに乗っかってきて、オレの両足の上にどっかりと腰掛けたんだ。
「シー……」
―― バチン!
オレが言いかけたとき、シーラは思いっきりオレの頬を平手で殴った。
「女の子の下着を覗くなんてサイテー! サブロウのスケベ! エッチー!!」
オレが口をはさむ暇なんかなかった。
―― バチン!!
「なんであたしが作ったリストを書き直したりするんだよ! しかもあんな無駄なもんばっかり持ってこさせて! 品物チェックするのだって大変なんだかんね!」
―― バッチン!!!
「あけみっていったい誰だよ! 変な女と付き合って夜更かしして、仕事に悪影響残したら承知しないんだから!!」
おまけにもう1発、計4発ばかり殴って、シーラはオレの胸倉を掴んで睨みつけた。
なんでもいいけど……すごく痛い。