久しぶりに日記を書きました。
 実は、昨日から泊りがけで、東京に旅行なんぞに行ってきたんですよね。
 職場のいわゆる社員旅行なんですけど、みんないい人たちばかりなので、かなり楽しい旅行でした。
 メンバーは、50歳近い上司、19歳の後輩、パートさん2名(50台&40台)、私と、別の部署の20代後半の計6人です。(上司以外全員女性;)
 職場にはもう1人、私よりも1歳年上の先輩(♂)がいるのですが、彼は体調不良のために欠席でした。
 電車に乗って、お昼頃全日空ホテルに到着して、バイキング形式の昼食を取ったあとは、全身指圧マッサージ。
 しばらくゆっくり休んだあと、東京駅まで行って、はとバスに乗りました。
 はとバスのお姉さんはとても陽気で、道中すごく楽しかったです。
 レインボーブリッジ付近(笑)を走行したあと、しゃぶしゃぶの食べ放題。
 そして、そのあとはいよいよメインの「ニューハーフショー」です。

 お店にはニューハーフ2人、オカマ2人、女性ダンサー2人、男性ダンサー4人の計10人がいて、約1時間のダンスショーをやってくれるんですよね。
 私たちの席はステージ脇で、正面から見ることはできなかったのですけど、ダンサーを間近で見ることのできるすごく臨場感のある席でした。
  ―― そこで、私は恋に落ちました。
 私は男性ダンサーのKENさんに、恋をしたんです。
 ショーが始まって、KENさんが出てきたとき、彼はひと通り私たちの顔を見つめてにっこり笑ったんですよね。
 みんな同じように(オカマさんもニューハーフさんも)見つめてくれたんですけど、それからの私はもうKENさんに釘付けで。
 ショー全体もちゃんと見てはいたんですが、KENさんがこちらにやってきたときは、もうKENさんばかり見つめていました。
 そうしたら、そのうちKENさんも私の視線に気付いてくれまして。
 私たちの方にやってくるときは、必ず私を見つめてくれるようになりました。
 何かを問い掛けるような視線や、すごく美しい表情で笑ってくれたり、周りで見ていたパートさんも気付くくらいずっと私だけを見つめてくれて。
 手を振ってくれたりウインクしてくれたり、それがもう、すごくキュートで綺麗なんですよ。
 最後には私たちはほとんど視線で会話を交わしていたような感じでした。

 ショーのあと、ダンサーと一緒に写真をとることができたのですけど、生来の引っ込み思案な性格のおかげで、2人だけの写真はお願いすることができませんでした。
 もう2度とお会いすることもないと思いますけれど(再び行ったらぜったい嵌まることは判っているので行けないです;)この短い恋に、すっかり命の洗濯をした黒澤でした。

 そんな訳で、想像力だけはたくましい黒澤は、旅行の間中ずっとKENさんのことを想像して過ごしていたようなしだいです。
 そのうちダンサーのお話でも書きそうな勢いです。
 (たぶん私の実力では書ききれない題材なので書かないと思いますけど)
 うちのサブロウなんかも化粧してダンスをしたら、あんなふうに魅力的な男性になるんでしょうかねえ。
 ちょっとそんなことも想像してしまいました。

 それにしても、視線で人に恋をさせてしまうなんて、ダンサーの人ってすごいですね。
 明日仕事に行ったら、来られなかった先輩に思いっきり自慢してしまおうと思っています。
 (うちの先輩もけっこうハンサムなんですけどね、でもKENさんには負けてました;)
 KENさん、楽しい時間を本当にありがとうございました。

 なんだかニューハーフショーの感想っぽくなくなってしまいました。(笑)
 もちろんニューハーフさんたちも綺麗でしたよ。(女性ダンサーとほとんど区別がつかなかったです)
 もしもまだ観たことがない方は、1度ご覧になってみることをお勧めします。(はとバス万歳!)

 という訳で、久々の黒澤日記でした。