3つのアクセス~シリコンバレー型草の根運動のパワー(序論)
1983年、エコネットが生まれ、86年創立のピースネットがこれを吸収し、87年にグローバル通信研究所(IGC)を結成した。以後、アメリカ最大の市民運動コンピュータ・ネットとなり、全世界25のネットと連携してグローバルな進歩的通信協会(APC)ネットを構成し、NGOの世界的ネットワークとなった。
この市民運動ネットの経験の中に 市民にとってのコンピュータ・ネットの可能性がよく示されている。

国際社会に今だ「世界政府」はない。ある意味で「無政府主義」の国際社会で、NGO-NPOはグローバルな市民社会形成の課題を負い始めている。その試みの中枢神経の役割を担いつつあるのがインターネットだ。

参考リンク

文献

岡部一明ホームページ