思考の技術・発想のヒント はじめに 続編


タイトルにある本では 徹底して コンピュータにはできない思考法に焦点を当てて論じている。コンピューターがコピー機械であるばかりでなく、哲学思考が、コピーをその本分としていることを この本で示している。

更に 思考のスピードを強調する。沈思黙考は貴重であるとしながらも、素速く、即答的に考えることは、熟考と、少しも矛盾しない。
思考の新陳代謝を滞らさないためにも、迅速に考えるべきで、そのことは 練習と習慣から生まれる。
次にアマゾンのレビューから

最も参考になったカスタマーレビュー

抽象的な内容を分りやすく説明している
投稿者 プランナー 投稿日 2010/5/5
形式: 単行本

表現はさほど難しくはないが、取り上げている内容が難しく
抽象的なため理解しづらい所がたくさんあった。
しかしながら日頃自分で考えていたような事、
たとえば自分で考えが浮かんだ場合、
逆の(敵の)側の事を一度考えてみるような事をして
本当にその考えが確かなのかを検討するような事をしてきたが、
著者はこの本の最後の方に、自分の中に敵を飼って
常に思考実験の格闘をすべきだと述べている。
・命題化する
・「問題」を前にして
・頭を鍛える
・比較で考える
・前例で考える
・極論を振る
という項目に分けてそれぞれ思考の具体的な取り組み方を、
国家、犯罪、歴史、科学、思想家など多様な分野に渡って例を挙げて説明してる。
抽象的で分りにくい部分は飛ばしても役に立つ内容は多い。

としています。
これも参考になると思います。

次から
・命題化する
を取り上げていきます。

⭐️⭐️ 桜が満開に近づいて来ました。月日の経つのは 全く早いものですね〜〜1日1日を大事にしなくちゃ(^_−)−☆