生命とは何か?その6
今回以降、5人の研究者の各個人の生命観をお送りします。

まずは、『利己的な遺伝子』などの著書で有名なイギリスの進化生物学者であるリチャード・ドーキンスRichard Dawkinsからです。

彼は、生命と物質には基本的な違いはないと考えております。生命とは、物質が十分に複雑な組織を持った時に現れる何かだとみなしています。
ウイルスは生命だとはみなさない理由はなく、ほぼ純粋なDNAまたはRNAだと考えている。
人類がいつか生命をつくることをほとんど疑っていない。というのも、クレイグ・ヴェンター博士が、ある意味では、最近をつくったからです。
生命の仕組みで解明されていないのは、体ができていく過程の細部で、何が起きているかが解明されていないとみている。
ロボットは、原理的には生命のようになりうるとみている。そもそも生きている有機体自身が物質でできた存在だと考えるからです。しかし、実際上の困難はあると考えているようだ。
生命の誕生は、46億年前から、最初の細菌の化石が現れる35億年前までの間のいつかとみている。
最初に自己複製した分子の起源であるだろうものについてわかると考え、ある時自然選択が可能となり、DNAのさきがけが現れたと見、それが徐々に複雑になり、細胞ができ始め、さらに多細胞の有機体へと、さらにと考えています。
また、生命は地球上で誕生した可能性が高いと考えているようです。ただし、生命の化学的な”建築素材”の多くは宇宙からやってきたとみている。
以上で、彼は物質至上観があるようです。

編集 えんさん : 電気信号的役割とは?具体的にはどういうものでしょうか?魂は生命力と捉えればいいのではないでしょうか。また、ほかの研究者たちの見方にも触れていきましょう。^^
編集 テラマチ : 生命と物質 物質が人為的に拵えられた電気信号適役割の物も 含むのでしょうか 気になりますね 生命と魂の違いは存在するのか しないのか^^  科学的な考証を行っていけば ドーキンス博士の言葉に行きあたってしまうのでしょうか