素数の魅力と不思議や他
数理物理の最近Newtonの最新号の特集の「素数のふしぎ」を読みました。一般読者向けの内容でしたが、イラストもふんだんに使いまずまずの内容だったと思います。素数の入門として最適ではないでしょうか。
それから、数理科学の2005年1月号の特集「素数の魅力と不思議」も手元にありましたので、少し紹介すると、この分野の第一人者である黒川信重さんが素数の多彩なプロフィールのあらましを述べています。そして2つほど日常感じていることを述べています。
一つがオイラーが発見した素数全体にわたる積が素数に関する魅力的な発見だとつくづく感じられているそうです。
二つ目が素数の真の姿とは何かということであり、とりわけ、その非可換な様子を見たいという願いがあるそうだ。それは、素数を調べているととても非可換なのではと思うことが良くあるからだそうだ。
具体的に知りたい方は本を読まれることを望みます。
この特集の一環として素数の未解決問題が載っていますが、多くのその問題が載っていますので読んでお得な感があります。
他に手元には数学セミナー1991年10月号の特集に素数っておもしろいがあります。変わったところで、素数と距離 数理物理のデモクラティゼーションという記事もあります。
最後に手元になくていいと思われる本に同じ数学セミナーの2010年12月号特集素数からゼータへ、そしてカオスへと、「素数大百科」(共立出版)Chris k Caldwellの2冊を紹介して終わりとします。