機能性食品
日本発の理念として「機能性食品」の理念がある。
諸外国にも広く理解され、Functional Food,Designer Food,Nutraceuticalsなどと称され、広範な研究が精力的に推進されているそうだ。
この概念のもとになった「食品機能」という研究概念と成果は国際的にも注目され、高く評価されて、大きく展開してきている。
食品の三次機能つまり生体調節機能の解明に基づき「食品機能」という概念が生まれた。
たとえばコレステロールや血圧を調節する成分や整腸作用を示す成分が存在するが、これら特定の機能を持つ成分の研究が我が国の研究者によって創始され、「食品機能」という新しい概念に基づく研究分野が世界に先駆けて展開された。
こうしたことによって「食品機能」という新しい概念が生まれたのである。
機能性食品は健康維持、増進を支えるものであるが、その機能研究にはある疾病にかかわり、発症の予防に有効であることを期待して進められてきたものが多く、一例として茶がある。
茶は中国原産の椿科の植物で、中国種とアッサム種があるが、製法の違いから緑茶、ウーロン茶、紅茶、プーアル茶(黒茶の一種)などがあり、茶葉には強い抗酸化性があり、その活性成分はポリフェノールの一種のカテキン類だそうだ。
その生理的機能として抗酸化性、抗菌性、突然変異抑制、血圧上昇抑制など多くの機能が報告されている。
このカテキン類は茶に含まれる渋みのもとであり、日ごろ、習慣づけて茶を飲むことで、生活習慣病や虫歯を防げるそうだ。
私事ではありますが、見日の緑茶の摂取に続けて、最近ドクダミ入りの野草茶を飲み始めました。いろいろな成分があり、飲みやすい点でもいいです。
皆さんも機能性食品を積極的に注目し見直されるというんじゃないでしょうか?