付き合う人を選ぶ
ビジネス中心の世界では、人脈を広げる事は 是であり、重要な事だと見做されてきた。
しかし、仕事の世界から遠ざかると 人間関係がなおざりになって行く傾向がある。
そこで、自ら関係を絶って 狭めていこうとする人がいる。
こう言った行動にも 参考になるところはある。年を取って活動範囲も狭まってくると、ある程度は選別した方がいいだろう。これは、人生の効率という観点からは必要な事だ。
量よりも質を重視する方針を基本とする。
生活に重点を置いたライフスタイルにふさわしい人とつきあうようにする。
そこで 腐れ縁は切る方向へともっていくのが当然の帰結であろう。と言っても 偶には会って思い出話をする相手としては、悪く無い存在である。無理に頻繁に会わなくても良い。したがって つかず離れずの関係は保っておいた方がいい。
それは、自分の人間関係の歴史の中に重要な位置を占める人ではあるからだ。

以上、第一章 二項目目の要約です。深く味わいたい人は
著者の文章に直接触れて下さい。納得が増しますから。
簡便に知りたい人は この文章で充分でしょう。