知的生活の枠組み
知的生活とは、渡部昇一氏によれば、
頭の回転を活発にし、オリジナルな発想を楽しむ生活であるとしているが、今のPC時代 PCを使ったオリジナル性は低いかも知れない知的作業でも楽しい生活はできる。
これも知的生活と考えよう。
しかし、21世紀に入って、知的環境は大きく変わってきている。
第一に、テキストに解答が出ていない未知の問題に出会うようになってきた。思考力がいる時代だ。
第二に、情報化が進んだ結果、「快適さ」を味わってしまった。
第三に、これまで「難問」と思われてきた問題がどんどん解かれる代わりに、新たな問題が残された。例えば、社会主義との関わりの問題である。
第四に哲学の更新の時代である。

思考のトレーニングは面白く、奥行きが深いが、特に発想の転換が重要である。
このように時代は、発想の強化を求めている。

新しい時代における知的作業の本質は、まず、問題設定の提起にある。そして、仮説を立て検証していくわけである。
その際、効率化のため、情報の整理と情報の探索、インターネット時代では検索が重要なウェイトを持ってくる。ただし、整理と検索は相立たたないようだ。
また、この時代の知的生産技術として、みんなで作る知の体系 例えば、インターネット上の共同作業がある。

以上に関係した本の他に、
「自分の考え」整理法、自分で考える技術、思考の技術発想のヒント、考える技法(小論文で頭がやわらかくなる)などを参考に カテゴリ 知的生活の記事を書いていく積りです。

今日は アウトラインということでした。
概要は掴まれましたでしょうか?
各論も有用な内容にして行きたく思います。
よろしくお付き合いの程を。m( _ _ )m