最新宇宙論入門 その3~宇宙の運命
最新、(2011年6月現在の)宇宙理論に基づく 宇宙の運命について
ココログに 今日、宇宙の消滅に関する記事(2010年現在)を入れましたが、仮定、条件の設定により、議論の余地があるものとなっておりました。あくまでも一つの可能性とみるわけですが、

先ほどの時期の宇宙論によりますとどうなるかということですが、

タネ本は「宇宙は本当にひとつなのか」で、その中の第5章を見ましょう。

盛りだくさんですので、少しずつ、掻い摘んでみていきましょう。

3つの可能性がいわれてきた。

1.時間がたつにつれて、宇宙は減速するが大きくなり続ける。
2.宇宙は大きくなっていくが、ある時点を境に収縮をし始めて、  最終的にはまた小さな点に戻る。
3.大きくなるスピードがいずれ一定になり大きくなり続ける。

まず、宇宙の大きくなるなり方は、宇宙にどのくらい物質があるかによって変わってくるので、
物質がたくさんあると、ビッグクランチと呼ぶ2.の状態になります。
物質の量が少ないと、1.の状態になりますが、このモデルは、暗黒エネルギーのきっかけにより、完全否定されました。

宇宙には暗黒物質と暗黒エネルギーがあることがわかってきたおかげで、宇宙の膨張速度が速くなる理由もわかってきたのですが、
宇宙の未来は、膨張が続くけれども、どれだけ膨張速度が速くなるかで、膨張が永遠に続くか、どこかで無限大になってしまい、宇宙がバラバラになって終わるか、どちらかと考えられています。

超ひもが予測する宇宙の終わりは、その一つが泡宇宙で、ある時点を境に、泡で宇宙が埋め尽くされ、暗黒エネルギーのない宇宙になり、加速膨張が終わり、だんだん減速して膨張することになります。
これは提案段階のものです。

後、少し端折ったので、のちの機会に補足補完します。

これからの予定として、暗黒物質、それと宇宙の始まり、その正体を探ること、宇宙の運命(今回分)、多次元宇宙、異次元の存在、宇宙は本当にひとつなのか?
とみていきます。
ほかにもタネ本いくつかありますが、追々紹介していきます。
興味があれば、さらに研究してみてください。

編集 えんさん : 最新宇宙論入門は コラム・宇宙のカテゴリに統一しました^^
編集 えんさん : 最新宇宙論入門 その1は2013.4.21で、その2は2013.4.24です^^