生命とは何か その10~「生命の本質に迫る時代」へ
今回は最終回で、生命物理学者の吉川研一先生にお伺いしましょう。
生命の最重要な特徴として、超階層的な自立システムであることを挙げています。
生命の仕組みを解明するのに、決定的要因が一つだけであるわけではないと考えられています。
生命体の構造や機能のある特定の側面をモデル化した人工物をつくることは可能だと考えられています。
iPS細胞からでも、個体が再生することは可能だが、十分議論を尽くす必要があるとみています。
生命科学の発展によって、人々の健康や幸福が増すことに貢献しうるとみていますが、それを保証するような社会のシステムをどう作っていくかが重要とみています。
現在は生命システムの謎に迫る時代になりつつあるといえると思っているそうです。

以上で、このシリーズは終わりです。

更なる学習、研究のために ブログ~えんさんのテーマ研究等に文献を挙げ、紐解いていきます。

継続的に進めていきましょう。

また、時間に関するご要望もあるので、時間論、特に最初は生物の時間論をも取り上げていきます。

一緒に探求解明して大いに楽しみましょう^^