孫のように育てた娘
それが今の娘。養女などとは決して思っていない。

結婚前までの温和な人格は豹変した。周囲からは素晴らしいお嬢さんと褒められて鼻の下を伸ばしていた私である。

血縁の家内が、寧ろ、常に覚めた目で見ていた。現代っ子の代表なのだろうか。中学時代はいじめられっ子の友人を迎えに行って学校へ。

芯の強さを感じて、褒めてやっていた。巻き添えを食って自分もいじめられそうになっていたようだ。

そんな時、必ず言った「私が学校へ行って、そいつらを全部ぶっ飛ばす」内心はそれが頼りになっていたようだ。

夕方、毎日の電話で、日常、学校のこと、両親のことすべてが話題であった。

忘れると、甥が「じいじに電話したのか」と習慣つけたのは彼だった。

自分の短命を知っていたかのように今では思われる。日本のblogや簡単HPは秘密性が重要視されて拡大した。

殆どが、本名、住所他を伏せてある。他を訪問して、Profileがなく、Diaryがなく、ましてBBSのないサイトは一度だけで次に訪問しないことにしている。

架空の話、架空の誤魔化しは嫌いだからだ。本名と重要な情報を開放すると、受ける迷惑もあるらしいから、皆、隠すのだろう。

ここで、あえて娘の養女の話を書くほうが常識破りなのかも知れない。