創造性へ
子供の頃独り言は 将来の創造性へと繋がるのだそうです。

独り言の意義が知れますが、大人のそれの意義は如何なるものかと思い至るので、
過去の私の旧日記の中にヒントを見て見ます。

引用

類推的思考ーーー幼児はなぜ独り言を言いながら遊ぶのか
 この時期の幼児は「お遊び」にも夢中になる。これは「ごっこ遊び」であり、何かを別の何かに見立てて、長い間、飽きることもなく遊んでいる。
 例えば積み木を電車に見立てて長く並べてみる。空のコップや食器を、ミルクや食べ物が入っているかのように口に運ぶ。言うまでもなく、類推的思考のあらわれだ。
 積み木が電車になるのは、幼児が自分の脳内にある電車のイメージと似ている部分を積み木に当てはめ、想像して遊んでいるのだ。幼児はもちろん、それが積み木であることは承知している。想像によって、あるものを別のものに見立てる楽しみを幼児は味わっているのである。
 これがイマジネーションを伸ばし、その後の創造性の発達に大いに役立つのだ。
 そう考えると、おもちゃは単純なもののほうがいいことがわかる。おもちゃも、お話と同様に、幼児期後半の知的発達に欠かせない「ひな形」となる。
 そして、どちらの「ひな形」も言葉と関係してくる。お話はもちろんだが、遊びの場合も常に言葉が付いている。幼児は必ず何かしゃべりながら遊んでいる。独り言を言いながら遊んでいるのだ。
 これは、幼児が自分自身と対話し、それに触発されて類推を発展させ、遊びを展開しているのである。
 その意味では、幼児にとって言葉は行為である。筋肉による身体の応答と同じなのだ。遊びの中での独り言は、身体の応答として子供の爬虫類の脳に働きかける。それによって感覚的なイメージが引き起こされ、そこにさらに原始哺乳類型の脳からの情報が加えられる。それが新哺乳類型の脳に類推というイマジネーションをもたらすのだ。
 つまり、遊びながらの独り言は、最深部の爬虫類型の脳を刺激することで、創造性の基礎を作っているのである。
 (E△E)/b

大人にとっても独り言は 何らかの創造性につながる様に思います。

編集 えんさん : 早朝からメニュー欄見やすくメンテ