コロスキン
冬場になると世話になるあかぎれの薬である。薬と言うより傷口を埋めるボンドのようなものである。

水が入らないようにするだけで、治療にはならない。粘土を使用の場合少ないが、磁器土は石の粉であるから、石灰のようなもので、手が荒れる。

特に冬場はひどくなる。それほど今年は作品をまめに作っているのかもしれない。

乾かしてしばらくするとはがれてしまう。まして、午後から遅くなった盆栽の消毒をする。

今騒がれている殺虫剤や毒薬ではない。石灰と硫黄を混ぜた薬で、冬場に虫を窒息させて殺す。

一時期葉も幹も真っ白くなる。それほど普通の人間でも薬剤は注意を払うが、食品を扱う工場で安易に毒性の強い薬が誓われるのが不思議だ。

日本の調べに綺麗な作業場を見せて、誤魔化している。必ずあの工場でゴキブリ他の殺虫に使用した者があるはずである。