氷結
マイナス三度以下だったろうか。一センチ近い氷が庭の水槽やバケツに張っていた。

風も北西でやや強い。東北や北海道の台風並の大荒れとは比較にならない。

其れでも子供たちは元気で、雪が降らないかと楽しみにしている。

自転車二日目のパート娘。庭から門へ出せないで人の手を借りるお嬢差様である。

幼稚園の孫の登園は私と家内の受け持ちになった。姉は友人が酔ってくれるので、門で送り出す。

注意していないと忘れ物が多い。娘は自分で前から用意しなさいと命令していて、手は貸さない。

自立心ができるのだろうが、小2は子供である。相手の子が忘れると時間がなくなるから、私の車で送り届けることもある。

母親は何をしているかと思う。帰りは我が家からそのこの家まで送り届けるのだが、何回かは母親が留守。

妹の迎えだが、そこで母親同士が何時間も井戸端会議があるらしい。

常に、留守の不安がそのこには存在する。ランドセルの底にカギを入れてはあるのだが、いないと、近くまで迎えに出ることもあるらしい。

物騒な時代も悪いのだが、真剣に子育てする親が少ないか、反対に子供にへばりつくかのどちらかである。

亭主を躾るとか教育すると言う言葉が昨日のテレビで耳にして、情けない時代になったものだと思った。

その挙句に、男に「ごめんなさい」と言わせて満足している。他人でも、頭から水をぶっ掛けたくなる私が異常なのだろうか。