詩人で画家
憲法九条を守る会のこの地区の代表で詩人、そして画家。お譲さんはイタリアの交響楽団のバイオ利にスト。その夫は世界的に有名な
バイオリニストである。

ご主人は関西の有名大学の研究室にいた科学者。今は退任して、趣味の能面を掘っている。

久々に話があるというので午前中に訪問した。絵の教室も持っていて、生徒はなかなかのレベルに達している。

彼女は高齢で私より10才上の方である。其れでも、昨日は活動で大阪へ行ってきたというからお元気である。

関西の大学の創始者の縁者でもあって、名門の出身だ。不思議な縁で、二十数年前、陶芸家仲間で昨年他界したT氏に誘われて京都の展覧会に出展したことがあった。

そのときの私のブースへきて夫婦でサインしていたのがねこのご夫妻である。

当地へ移り住んだのは10年前なのだから、其れよりかなり前に縁ができていたのである。

お互い何の遠慮もなく友人付き合いをしてきたのだが、新年度の輪が会の役員に召請した。

弟子たちに相談して、意見が真っ二つに分かれていて、悩んでいた。申し訳ないことをしたと、早速、説明に訪問した次第。

どんな会派も超えた、自由な組織つくりが私の心情であり、其れを説明した。

今秋はご主人の能面も出展すると約束した。