半日近く残った霧午後には晴れ
婿と娘が孫達を連れて墓参に行くというから、駅まで送る。年末は墓地の混雑は並大抵のものではなく、彼らに任せる。

婿の在所とこちらの両方をお参りする。

われわれは正月用の買い物。ぎりぎりに来た歳暮のお返しをする。

荒れるという予報とは裏腹に、空が徐々に明るくなってきた。

「偽」を代表するような暗い一年だった。経済もアメリカの影響をもろに受けた株安。

石油高騰による物価の値上がり。良いニュースはなかったような気がする。いや、悪いニュースが良いニュースを消し去ったのかもしれない。

最後の最後まで、受けたことのない健康診断に振り回された年。親切に勧めてくれた役所の彼も不整脈で再検査。

M.R.I.などと言う新兵器の経験もできたと思えば、その程度で過ぎたことへ感謝すべきだろうか。

昨日、代表作家展の準備で会った写真の役員M氏は脳梗塞で三度目の発作。克服して頑張っている。

私の血圧の高くなったことを心配して、忠告してくれた。診療所の先生の定期診察を継続しようと思う。

薬が効いたか、最近は可なり低く安定してきた。測定の時刻で大差のあることも知った。